1930年代の写真に「携帯電話を耳に当てる」男性の姿! タイムトラベラーが実在か?

2023年1月8日(日)17時0分 tocana


 ニューヨークの繁華街の喧騒をとらえた白黒画像が物議を醸している。英紙「The Sun」によると、この画像は1936年にブルックリンのユニオンスクエアでアメリカ人写真家によって撮影されたもの。


 しかし、この写真に写っている通行人の一人は、当時では考えられないようなことをしているように見えるのだ。写真の手前に写っている男性は、1980年代まで普及していなかった携帯電話を耳にあてているように見える。


 この事実が明らかになったことで、陰謀論者たちは事実確認のスパイラルに入り、問題の男性はタイムトラベラーではないかとの見方も出ている。


 男性は何か他のものを耳に当てている可能性もあるし、ただ頭を掻いているだけの可能性ももちろんある。しかし、携帯電話が発明される前に撮影された画像から「携帯電話」が発見されたのは、今回が初めてではない。


 トカナでも紹介したように、1938年の映像にも携帯電話らしきもので会話をする女性が映っていたのだ。しかし、これについては無線電話機の実験だったことが、映像に映っていた女性のひ孫によって明かされている。映像の女性はガートルード・ジョーンズ、当時17歳。証言者は昔、曾祖母が若いときに工場で面白い機械のテスターになったことがある、と話していたのを覚えていたため、この映像について尋ねてみたところ、当時の様子を詳細に話してくれたのだという。ガートルードさんが勤めていたデュポン社には工場内に電話通信部門があり、無線電話機の実験をしていたとのこと。


 果たして、今回の写真の男性にもそのような“平凡な説明”があるのだろうか? それとも……? いずれにしろ、興味をそそられる画像であることは間違いないだろう。


参考:「Mirror」ほか

tocana

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