【対消滅】ナポリタン屋「パンチョ」が真逆の概念を組み合わせたメドローアを生み出していてビビった / しかも人気らしい

2024年1月15日(月)20時0分 ロケットニュース24

ムッ無茶だよおっ!!! 師匠〜〜〜ッ!!! 『ダイの大冒険』のポップもそう叫んでしまいそうな食べ物に出会ったのは秋葉原の昭和通り沿いを歩いていた時のこと。ナポリタン屋のパンチョの前で衝撃のメニュー看板を発見してしまったのである。

確かに、コスパ・ジャンクフード系チェーンであるパンチョはナポリタンの可能性を追求している節があるが、これはアリなのか? 衝撃と言うより消滅してしまいそうである。対消滅。見た瞬間そんな言葉が脳裏をよぎったそのメニューとは……

・コーンシチューナポ

なんとナポリタンにコーンクリームシチューをかけた「コーンシチューナポ」。しかも、看板の写真を見ると、ソース程度じゃなく海みたいにひったひたである。パンチョよ、「今年はみんな大好きコーンクリーム!」じゃねえんだわ。真逆の概念やないか。お前はマトリフか

・パンチョ好きに話を聞いてみた
完全にメドローアを構えているパンチョにビビりすぎて一旦編集部に戻ったところ、一部でパンチョ好きとして知られているP.K.サンジュン記者がいた。そこで聞いてみたところ、シチューナポ自体は冬の定番メニューらしい。

検索してみたところ、コーンシチューナポのリリースがヒットしたのだが、そこにも確かに「冬の限定メニューとして人気のシチューナポ」と書かれている。知らんかった。

とは言え、P.K.サンジュン記者もシチューナポは食べたことがないそう。さらに、今年はコーンクリームシチューである上、前述の通りのひたひたっぷり。一体どんな味がするのか?

・洗脳の恐怖
大盛メガ盛が無料なこともあり、昔調子に乗って食べすぎて気持ち悪くなって以来パンチョから足が遠のいていた私。パンチョに洗脳されているP.K.サンジュン記者の「あーあるよね」的反応から見るに、このメニューの異常性に気づけるのは私のような素人だけな気がする。あるあるじゃねえんだわ一線越えちゃってんだわ

そんなコーンシチューナポはリリースによると2024年1月31日までの販売予定らしい。というわけで注文してみた。ちなみに、価格は並・大・メガ盛りが税込1000円。並盛だと結構良い値段な気もするが、その分……

コーンクリームシチューがメニュー写真に負けず劣らずひったひた。普通に飲める量入ってる。もはやコーンクリームシチューとナポリタンのセットと言えるかもしれない。

・想像を軽くぶっ飛ばす味
やはり問題は融合してもうてることだろう。予想で言うと、コーンクリームシチューの方が全てを自分の領域に飲みこみそうな味ではある。やはりシチューメインでナポは具的な感じなのだろうか? 食べてみたところ……

思っていた以上にナポリタンの存在感が強い。確かに、口に入れた瞬間、ふわっとコーンの風味はするのだが、後はほぼナポリタン。コーンクリームシチューが領域展開しようとしたら「大丈夫 僕 最強だから」とナポリタンが味を支配するのである。マトリフかと思ったら五条悟だった

それでいて、なんかもったりした食べごたえがあるのは普通のナポリタンと違うところ。相手の力も利用して食べごたえを増す。ナポリタンがここまで天上天下唯我独尊な食べ物だったとは。

・ナポリタンの可能性
ちなみに、パンチョはテーブルの調味料が豊富なので、色々かけてみたところ、粉チーズとタバスコが合うことが判明した。ぼやけ気味の味の方向性がタバスコの酸っぱ辛さによって締まるのである

これをウマイとするか味が取っ散らかってるとするかは人によるだろう。ただ、その外見から想像がつかない味には新たな知見を得た気分になった。新たな領域を見せてくれたパンチョの挑戦。これからもナポリタンの地平を追い続けて欲しいものである。

参考リンク:prtimes
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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