【大学入学共通テスト2022】段階表示換算表を公表…数学Iの9段階は48-100点

2022年1月24日(月)11時45分 リセマム

大学入試センター

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大学入試センターは2022年1月21日、2022年度(令和4年度)大学入学共通テスト(以下、共通テスト)について、段階表示換算表を公表した。平均点が前年を大きく下回った数学Iは、48〜100点が「9段階」となった。

 段階表示は、共通テストの開始にともない導入された成績表示の方法で、各大学の入学者受入れ方針に応じた、受験者の多様な評価(方法)に活用できるよう、従来の科目別得点に加えて、全体における各受験者の位置づけを示すもの。

 試験成績としては、受験者を得点順におおよそ4、7、12、17、20、17、12、7、4%の群に分割し、得点の低いほうから順に1から9の9段階に換算する「スタナイン」という方式を用いて、「科目別得点」を1〜9の9段階として表示。ただし、「英語」についてはリーディング、リスニング別に段階表示を行い、「理科1」については「合計点」においても1〜9の9段階として表示する。

 2022年度の段階表示換算表をみると、たとえば「国語」では、0〜52点を「1段階」、53〜68点を「2段階」、69〜84点を「3段階」、85〜101点を「4段階」、102〜120点を「5段階」、121〜135点を「6段階」、136〜149点を「7段階」、150〜161点を「8段階」、162〜200点を「9段階」としている。

 また、前年より平均点が低かった数学Iでは、0〜4点を「1段階」、5〜7点を「2段階」、8〜11点を「3段階」、12〜15点を「4段階」、16〜22点を「5段階」、23〜30点を「6段階」、31〜38点を「7段階」、39〜47点を「8段階」、48〜100点を「9段階」としており、得点率の低さがうかがえる。

 段階表示の利用の有無や利用する場合の具体的な方法については、各大学の募集要項等を確認すること。

リセマム

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