嵐ファン、活動休止受け「聖地」に続々 大野神社だけでなく、松本・二宮神社にも...

2019年1月29日(火)17時0分 Jタウンネット

日本中に衝撃が走った人気アイドルグループ「嵐」の活動休止発表。


NHK紅白歌合戦のトリを3度務めたスーパーグループの歩みが止まる。決まってしまったことは仕方がない。生きる喜びを与えてくれるグループ—— 一時的であってもつらいもの。


アラシックと呼ばれるファンは「聖地」とも名高いメンバーと同じ名前の神社に足を運び、メンバーの更なる飛躍を祈った。


西に東に大忙し


メンバーの姓と同じ名前の神社は全国にいくつか存在している。ファンの間では入手困難なチケットの当選祈願などいざという時に頼れる「聖地」としてインターネット上では認知度が高い。


埼玉新聞(WEB版)が2019年1月28日に配信した記事によると、埼玉・鴻巣市にある「大野神社」にはこの日だけで20組が訪れたという。


あまりに急な展開に神様も驚いてしまったかもしれない。ほかの神社はどうだったのか。


まずは京都・城陽市にある「松本神社」。以前、松本潤さんのファンに向けた絵馬を限定で作ったことでも知られている。非常に小さな神社である上、宮司もいない。そこでJタウンネット編集部は19年1月29日、城陽市の観光協会に取材した。


実際に「現地に訪れているかはわからない」としながらも、


「電話とメールで1件ずつ、お参りに来られると連絡があった」



という。やはり熱心なファンにとって神にもすがりたい動揺があったようだ。


続いても西日本から福井・あわら市「相葉神社」。御前神社の境内社であるため、絵馬やお守りがない。相葉の名が付く神社が少ないため、境内社であっても知名度は高い。こちらは連絡先がわからない上、ツイッターでも一部のファンしか知らないなど条件が悪く、活動休止の発表後に参拝に訪れたファンの存在は見られなかった。


次は西と東に存在する「二宮神社」。二宮の名が付く神社は相葉に比べると多い。その中で特に盛り上がりを見せるのが千葉・船橋と兵庫・神戸にある二宮神社だ。


どちらも嵐のメンバーカラーのお守りがあり、東西のファンが挙って訪れている。


Jタウンネット編集部は29日、船橋と神戸双方の神社にファンの参拝状況を聞いた。


まずは船橋の二宮神社は、


「そんなに・・・ ただ、ニュースとか関係なく何人かは来ていた」



とあまり影響がなかったようだ。そして神戸の二宮神社は「そんなに沢山ではない」としつつ、


「昨日と今日の午前中にパラパラと若い人がお見えになってました。多分そうじゃないか(嵐のファン)と思いますが、通常の平日よりは多かったです」



と回答。嵐のファンの参拝は土日が多いとのこと。熱心なファンは今週末に多く訪れるのかもしれない。


最後は「櫻井神社」。こちらも同じ名前の神社が多いが、嵐のメンバーカラーのお守りをそろえている2つに絞った。1つは大阪・堺で拝殿が国宝に指定されるなどファンでなくとも訪れてみたい場所だ。Jタウンネット編集部が29日に取材をしてみると、


「いつもちょこちょこいらしてますけど、報道の後に多く人が来たというのはないですね」



と話した。


次は兵庫・尼崎。こちらの伍色珠御守もメンバーカラーが選ばれている。29日に取材すると、


「イベントの時にしか来られないですね。普段はゼロに近い」



しかし、活動休止の報道はイベント以上に大事。となれば状況も違うのではないか。


「ほとんど来られなかったです」



人が来たところと来ないところがくっきりと分かれた。いずれも一部のファンには知名度がある。しかし、発表の翌日が平日であったため、各所大きな人の動きがあるとすれば土日になりそうだ。


すでに神社を訪れ、祈りを捧げたファンの深い愛に、これからの2年間で彼らもきっと応えてくれるはずだ。

Jタウンネット

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