「左利きは野蛮」「非国民」と教師に言われ... 20代女性が明かした小学校のトラウマ体験

2020年2月9日(日)20時0分 Jタウンネット

学校の教師から、理不尽な指導や叱責を受けた経験はないだろうか。


Jタウンネットが、いわゆる「モンスター教師」に関する体験談を募集したところ、全国の読者から多くの投稿が届いた。今回は、愛知県に住む女性・M子さん(26歳、仮名)からのエピソードを紹介したい。


彼女は小学生時代、「左利き」という理由だけで教師から叱責され、半ば強制的に右利きに矯正させられたという。いったい、何があったのだろうか。


授業の参加も拒否されて...


愛知県T市にあるS小学校(いずれも伏字は編集部、以下同)に通っていたというM子さん。


そんな彼女からの投稿メールは、次のような内容だった。


「私は元左利きでした。小学校一年時に国語の先生に『日本人は右利きしかいない。お前は非国民だ。右に直すまで授業参加は認めない』と、ものさしで手を叩かれました。また二年生の時は道徳の先生に『左利きは野蛮』と言われ、平手打ちをくらいました。結局三年生の時に強制的に右利きに矯正されました。願わくは左利きにも寛容な学校や社会になって欲しいです」


現在26歳だというM子さん。つまり、こうしたエピソードは今から約20年前、2000年前後のことになる。平成の時代に、まさかここまで左利きを敵視する教師がいるとは——ちょっと信じがたエピソードだ。


しかし、学校の教師に「左利き」を責められたり、右利きへの矯正を強要されたりした経験があるのは、決してM子さんだけではないようだ。


ツイッターやネット掲示板で調べると、かなりの数のユーザーが似たような経験を明かしているのだ。例えば、次のような具合に。


「私は左利きですが、小学校時代『せめて字だけは』と矯正を強いられました」「小学校の時校長先生が『左利きは出世しない』と非論理的な事を言い、右に矯正させられました」「小学校のとき左利きをめちゃめちゃ嫌って矯正させようとしてきた先生、なんで左利きが悪いのか教えてくれなかった」


実社会で生活するにあたっては、右利きの方が便利だという意見もまだ理解できなくはない。だが、理由を説明することなく矯正するのは論外だろう。


あなたの「モンスター教師」エピソード、募集します


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メール(toko@j-town.net)もしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージ、読者投稿フォームから、具体的なエピソード(500文字〜)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

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