フェラーリF1「SF1000」デザインの最上位コントローラー発売、約19.8万円

2024年2月9日(金)10時45分 マイナビニュース

ゲートは、F1チーム「Scuderia Ferrari」のデザインで統一されたThrustmasterブランドの最上位ステアリングコントローラー「T818 Ferrari SF1000 Simulator」を2月9日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭価格は19万8,000円前後を見込む。
レーシングシミュレーター用のステアリングコントローラーをはじめとする、ゲーム用周辺機器を展開するThrustmaster(スラストマスター)ブランドの新製品。デザインが異なるステアリングベース単体モデル「T818」も一部店舗限定で販売開始し、価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万6,980円前後。デザイン以外の仕様は同一で、市販のコックピットに対応する。マウントキットは別売で、店頭予想価格はコックピット用が8,470円前後、デスク用が9,900円前後。
○T818 Ferrari SF1000 Simulatorの詳細
Scuderia Ferrariの2020年 F1マシン「SF1000」のステアリングを細部まで再現した1:1スケールのレプリカステアリング「Formula Wheel Add-On Ferrari SF1000 Edition」と、ダイレクトドライブによる強力なトルクを誇り、スムーズかつ強力なフォースフィードバックを発生させるという「T818」を組み合わせたもの。フェラーリの公式ライセンスを取得しており、本体にはフェラーリの特徴的なカラーである「ロッソコルサ」のプレートに、Scuderia Ferrariのロゴをあしらっている。
ステアリングには21個のLEDと、4.3型のディスプレイを搭載し、最大69種類のゲーム内情報を表示可能(互換性のあるゲームリストは Thrustmaster公式サイトで公開している)。ステアリング上の25個のボタン(7つのエンコーダー含む)で、マシンのセッティング調整が行える。フェイスプレートは100%カーボン製で、剛性と軽量を兼ね備えたデザインを採用した。
T818の設計は、ダイレクトドライブによるフォースフィードバック・テクノロジーのアドバンテージを最大限に引き出すために最適化。モーターは Thrustmasterのステアリングの重量を考慮してカスタムし、10N・m(ニュートンメートル)のトルクを継続して発生させることで、サチュレーションのない角加速度(回転運動の加速度)を追求したという。
これにより、スムーズかつパワフルで、ターボがかかったようなフォースフィードバックを実現。「きわめてリアルなレーシングカーのドライブフィーリングを体験できる」とする。また、ゲーム/シミュレーターから伝送されるエフェクトは、T818によってソフトウェア開発者が意図した通りに再現し、「ドライブしているマシンのさまざまな状態を、限界の挙動まで感じ取れる」とする。
T818には新たなクイックリリースシステムを採用しており、既存製品や今後発売予定のThrustmaster製ステアリングとの互換性を確保。安定したステアリングの取り付けを可能にしており、T818が発生させる慣性がそのままステアリングに伝わるようにしているという。同ブランドのペダルセットやシフター、ハンドブレーキといったUSB接続のアドオンアイテムとも100%の互換性を維持しているとのこと。
デスク用マウントキットが付属し、コックピット(標準ホール)や1.5〜4.1cm厚までのデスクに設置できる。対応OSはWindows 10/11で、PCとはUSBで接続する。本体サイズと重さは、T818が19.2×22.4×18cm(幅×奥行き×高さ)/5kg、フェラーリSF1000デザインのステアリングが27×8.5×17cm(同)/1.3kg。パワーサプライ(168W)やACアダプターなども同梱する。

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