新橋ランチならココ! 並んでも食べたい洋食店『ポンヌフ』の名物「ハンバーグスパゲッティ」を食べてきた

2023年2月11日(土)10時50分 食楽web


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●調査内容:東京・新橋で連日行列ができる『カフェテラス ポンヌフ』の「ハンバーグスパゲッティ」はなぜ人気を集めるのか? 実食調査してきました。

「サラリーマンの聖地」と呼ばれる東京・新橋。話題のお店から高級店、手軽に行ける居酒屋やカフェまで数多くの飲食店がひしめき合い、グルメの宝庫としても知られているエリアです。

 今回訪れたのは、1967年に創業した昭和レトロな雰囲気を醸し出す『カフェテラス ポンヌフ』。連日行列を作り、新橋に集う人たちだけでなく、都外からもファンが訪れ、SNSでも話題になっている洋食店です。

 その理由は、名物メニュー「ハンバーグスパゲティ」にあるのだそう。ナポリタンの横にハンバーグがついたメニューですが、これがとてつもなく人気だそう。

 お店は「新橋駅前ビル1号館」の1階奥にあります。レトロな雰囲気と親しみやすい店構えがいい感じ。入店すると、11時過ぎにもかかわらずほぼ満席でした。テーブル8卓とカウンターには、新橋のビジネスマンを中心に女性一人客もちらほら。見た限り全員、「ハンバーグスパゲッティ」を注文していました。


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 メニューも見るからに、ほぼハンバーグとスパゲッティ。女性スタッフ曰く、「女性に人気なのは量が少なめのポンヌフバーグですが、ハンバーグスパゲッティは男女関係なく頼まれます」とのこと。迷うことなく、「ハンバーグスパゲッティ」を注文しました。

 待っている間、厨房で大量のスパゲッティを炒めている場面に遭遇。その横ではペタペタと、ハンバーグのネタを作る音も聞こえてきて、できたての「ハンバーグスパゲッティ」への期待が膨らみます。

デカ盛りだけじゃない! 絶品過ぎる一皿「ハンバーグスパゲッティ」


「ハンバーグスパゲッティ」1000円(税込)

 昭和レトロな銀のプレートには、たっぷりのナポリタンスパゲッティとハンバーグだけがのっています。王道のナポリタンらしくケチャップの濃度は高めで、ハムとマッシュルーム、玉ねぎがバランスよく散らばっています。

 まずは厚みたっぷり、ボリューム満点ハンバーグから。フォークを入れてみるとふっくらやわらかく、ジュワッと滴り落ちる肉汁も確認。

 タネは濃厚なソースからは想像できない白さで、刻み玉ねぎが入ったシンプルな味付け。コクのあるトマトソースのあとに、手作りのやさしい肉の旨みが押し寄せ、「もうひと切れ、もうひと切れ」とフォークが止まりません。

 続いてスパゲッティ。実はナポリタンは味付けが濃いので好んで選ばない筆者。「この量、食べ切れるかな……」と不安を抱きつつ味わうと、あっさりしたトマトソースの酸味で食べやすい。ナポリタンというよりはケチャップスパゲッティという方が近いかもしれません。

 そして、この昔懐かしの太麺。つるっとのどごしが良く、どことなくうどんっぽさもあります。シャキシャキの玉ねぎやハム、マッシュルームがいい具合に交わってくるのもおいしく食べ続けられる秘訣ですね。

終盤の楽しみは、残ったハンバーグを混ぜてミートソース風に

「もしかしてこの残ったハンバーグを混ぜたら絶対おいしいよね」と残りのハンバーグをぐちゃぐちゃに潰してスパゲッティに混ぜ混ぜ。

 目論見通り、とてもおいしい。細かくなったハンバーグの肉によってミートソーススパゲッティのように生まれ変わり、また違った味が楽しめました。ハンバーグ、残しててよかった!

調査結果

 なかなかの大盛りでしたが、この量を平らげられたことに驚き。あぁ、おいしかった! ちなみに単品もいいですが、飲み物と手作りプリンのセットにすることも可能です。プリンで〆るのもよかったな……と少々後悔を残しつつ、お店を後にしました。

(撮影・文◎道面 梓)

●DATA

カフェテラス ポンヌフ

住:東京都港区新橋2丁目20-15 新橋駅前ビル1号館1階
TEL:03-3572-5346
営:11:00〜22:00(14:50〜18:00までは仕込み時間)
休:土・日・祝日

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