サイネージアプリ付きで“すぐ使える”、シャープの4K業務用ディスプレイ

2024年2月12日(月)10時0分 マイナビニュース

シャープは、Android OS搭載のコントローラーを内蔵し、PCレスで運用できるというデジタルサイネージ向け4K液晶ディスプレイを4月上旬から発売する。65/55/50/43型の4サイズ展開で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は11.4万円〜23.9万円前後(税別)。
○ラインナップと想定価格(税別)
65型「PN-ME652」:23.9万円前後
55型「PN-ME552」:15.8万円前後
50型「PN-ME502」:14.2万円前後
43型「PN-ME432」:11.4万円前後
4K/3,840×2,160ドットのTFT液晶パネルを採用した、Android 13搭載コントローラー内蔵インフォメーションディスプレイ。設置方向は縦横(時計回り)のどちらにも対応し、オフィスや商業施設、公共施設向けに展開していく。
PCレスで運用できるよう、USBメモリーに保存した動画や静止画、音声を再生できるアプリケーション「メディアプレーヤー」に加え、シャープのデジタルサイネージソフト「e-Signage S」(別売)で作成したコンテンツを表示する「e-Signage Sプレーヤー」もプリインストール。ディスプレイ単体で、デジタルサイネージの運用をすぐにはじめられるとする。さらに、e-Signage Sを使うことで、ネットワーク経由での表示更新や複数台の一括表示書き換えなどにも対応する。
業務用機器で多く採用されている「AMX Device Discovery」や「Crestron Connected V2」といった制御コマンドをサポート。PCやタブレットなどの外部機器から、ディスプレイの遠隔操作や状態監視が行える。具体的な活用方法として、チェーン店が各店舗に設置した複数台のディスプレイを高度に一元管理できるとアピールしている。
ディスプレイは約10.7億色表示可能。バックライトは直下型LEDで、輝度は65/55/50型が450カンデラ平方メートル、43型が400カンデラ平方メートル。コントラスト比は、50型のみ5,000:1で、65型と55型、43型は1,200:1。コントローラー部には、クアッドコアCPU(Arm Cortex-A55)、4GBメモリ、32GBストレージを搭載している。
映像入力としてHDMI入力を3系統、USB Type-Cを1系統装備。USB端子はUSB 3.0×1とUSB 2.0×1を装備するほか、上記のUSB Type-CもUSB 3.0をサポートする。
そのほかの端子として、RS-232C(D-Sub 9ピン)、リモート用の3.5mmステレオミニ、Ethernet端子(10BASE-T/100BASE-TX)を各1系統装備。音声出力は光デジタルと3.5mmステレオミニが各1系統で、10W×2chのスピーカーも内蔵する。AC100-240Vの電源で動作。付属品は長さ3mのHDMIケーブル(1本)。

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