子ども8割、わからないことは「ネットで」友達・知人上回る
2018年2月13日(火)14時45分 リセマム
全国のスマホを持つ12歳〜18歳の子ども1,204人を対象とした調査にて、勉強時のスマホの活用法について尋ねると、もっとも多い活用法は「わからないことをネットで調べる」80.2%。ついで「わからないことを友達や知人に聞く」45.3%、「辞書アプリを活用する」36.7%、「勉強用アプリを使用する」29.0%。約9割の子どもがスマホを勉強に活用しており、「特に勉強には活用していない」は11.7%にとどまった。
スマホは勉強に有効と思うかという質問に対しては、子どもの81.2%が「有効だ思う」と回答している。
そのほか、全国30代〜50代の小学生から高校生の子どもを持つ親1,030人を対象とした調査にて、子どもにスマホを持たせる際に不安に感じたトラブルを聞くと、「スマホ依存」54.9%、「SNSトラブル」42.9%、「高額なアプリ課金」37.8%が上位だった。
一方、子どもにTwitterやInstagramなどのSNSをどのように活用しているか質問。すると、「ひまつぶし」58.3%、「趣味などの情報収集」56.3%、「友達との連絡手段」54.7%と答えていた。「友達との連絡手段」が3位となったことについて、NTTドコモは連絡ツールとして捉えているからこそ、個人情報を載せてしまったり、気軽な投稿やコミュニケーションからトラブルにつながるケースが増えているのかもしれない可能性を指摘。特にSNSの使い方は、子どもに正しく認識させる必要がありそうだとしている。
ただ、頭ごなしに「スマホはダメ」「スマホは勉強の邪魔をする」という考えだけでなく、しっかり子どもの意見を聞き、子どもの視点に立って考え直すことで、今まで気付かなかったスマホのメリットに気付くことができるのではないかとコメントしている。