アザラシ?→いいえ、お米です 新潟空港PRキャラが食べたくなっちゃうほどかわいい

2024年2月17日(土)20時0分 Jタウンネット

新潟空港で「アザラシっぽいなにか」のキャラクターを発見した──。

そんな目撃情報が、X上で注目されている。一体どんなキャラなのかというと......。

この子たちだ。

これは、関西在住のXユーザー・ガッチリカ(@GacchiRika)さんが2024年1月23日に投稿した写真。

「Niigata Airport」と書かれた掲示物の前にチョコンと座っているのは、つぶらな瞳と猫のような口が印象的な、白いキャラクターたち。いったい、ナニモノ......?ガッチリカさんが画像と共に、こうつぶやいている。

「新潟空港にアザラシっぽいキャラがいたけど、お米のキャラとのことでした」

そうだ、ここは日本一の米どころ・新潟。白くて丸いともなれば、お米に決まっているのだ!

そんなシンプルながら愛嬌のある見た目のキャラクターたちに対し、X上ではこんな声が寄せられている。

「え、かわいいが? 県民なのに知らんかった」
「これ見るために空港行こうか迷う」
「ぬいぐるみの顔の情報量は少ないほど良い」

この愛らしい子たちのことを、もっと知りたい......。

そこでJタウンネット記者は24日、まずは発見者のガッチリカさんに話を聞いた。

その名も「米(まい)るくん」!

ガッチリカさんが「お米のキャラ」を発見したのは23日、新潟空港1階のインフォメーションでバス停の場所を聞いた時だった。

「アザラシが好きなので、『かわいいな、アザラシかな?』と思って撮影したものの、『新潟なのでお米かな?』となり、インフォメーションの方に尋ねたら『お米のキャラです』と教えていただきました」(ガッチリカさん)

Jタウンネット記者は2月2日、この「お米のキャラ」について新潟空港ビルディングにも話を聞いた。

取材に応じた同社総務部事業開発課の市川唯さんによると、彼の名前は「米るくん」。2009年から新潟空港のPRキャラクターとして活動しているそうだ。

「当時の空港関係者の中で『新潟空港のPRキャラクターを作ろう』ということになり、新潟のお米をモチーフに、『米(まい)』、『参る』、空港ならではの航空単位『マイル』、の言葉をかけ合わせて「米(まい)るくん」と名付けられ、誕生しました」(市川さん)

普段は同じく新潟空港のPRキャラである「米(まい)ちゃん」と一緒に空港に訪れるお客さんのお出迎えをしたり、空港の利用促進に向けた様々なイベントやキャンペーンのPRのお手伝いをしたり、といった活動をしているとのことだ。

ちなみにこの「米るくん」、コロナ禍の影響で新潟空港の国際線が全便運休となってしまった時期は、PRキャラクターの活動をお休みしていたという。

お休みに至った経緯を、市川さんはこう語る。

「『米るくん』は趣味が飛行機に乗って旅に出ることなので、『米ちゃん』と一緒に度々海外旅行に行っていました。しかし、ある時に海外から新潟に帰ろうとしたところ、新潟空港の国際線の全便運休という状況になってしまい新潟に帰れずにいたんです」

旅行中に故郷に帰れなくなってしまうなんて、とんだ災難だ......。

しかし、2024年1月に国際線が全便再開したことをきっかけに、ようやく「米ちゃん」ともども新潟空港に帰ってくることができたそうだ。

「多くの方から見つけていただき大変ご好評をいただいているので、今後もさらに新潟空港のPRキャラクターとして活躍してほしいと思いますし、将来的には色々なキャラクターとのコラボもできたらいいなと思っています」(市川さん)

Jタウンネット

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