実家を出るデメリット、「お金がかかる」を抑えた1位は?

AlbaLinkが運営する「高く売る不動産」は2月13日、「実家を出るタイミングに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2024年1月31日〜2月2日、実家を出て暮らしている500人(女性359人/男性141人)を対象に、インターネットで行われた。
○実家を出た年齢は?
実家を出た年齢は10代がもっとも多く、4割近くにのぼることがわかった。20〜24歳で実家を出た人も3割以上おり、20代前半までに実家を出た人が7割を超えている。
○実家を出たタイミングは?
実家を出るタイミングの1位は「進学(33.8%)」、2位は「就職(20.2%)」だった。実家があるエリアとは違う学校に進学したり、遠方の会社に就職する人も。また、3位「結婚(15.4%)」、4位「同棲(7.0%)」と、実家の家族以外と一緒に暮らすタイミングで家を出た人もいた。全体的に、大きなライフイベントをきっかけに実家を出た人が多いとわかった。4位は「自立したいと思った時(4.0%)」。実家にいると親や家族から干渉され、窮屈に感じる人も少なくない。そのため自立を目指して実家を離れた人も多いとわかった。
○実家を出てよかったこと
実家を出て良かったことの圧倒的1位は「自由に暮らせる(295人)」だった。実家を出てひとり暮らしすると、親に干渉されたり家族の生活リズムに気をつかったりせず、自由に過ごすことができる。「部屋に人を呼びやすい」「苦手な家族から解放された」もランクインしており、実家を出て自由を手に入れたことにメリットを感じている人が多いとわかる。また「家事ができるようになる」「金銭管理感覚が身についた」など、生活能力がアップしたという人も目立った。
○実家を出るデメリット
続いて実家を出たことのデメリットを聞いたところ、1位は「家事が大変(150人)」、2位は「お金がかかる(126人)」だった。実家を出ると親から十分なサポートを受けられないため、生活面でも金銭面でも自分で何とかしなければいけないことにデメリットを感じている人が多い様子。また、ひとり暮らしの場合は、「寂しい」「緊急時に頼れる人がいない」といった不安を抱える人もいた。