菅前首相の岸田降ろしは「米中の代理戦争」だった! 日本の未来は中国の属国化or米国のATMの2択=ジェームズ斉藤

2023年2月22日(水)17時0分 tocana

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


──去年の末にジェームズさんが言った通り、菅(義偉)さんの岸田降ろしが始まりましたね。


ジェームズ:バチバチにやっていますね(笑)。たとえば、岸田さんのダメ長男の翔太郎氏が、パリやロンドンで公用車を使ってお買い物をしてたことが発覚して叩かれたじゃないですか? あれをリークしたのは外務省ですが、外務省の裏で糸を引いているのが菅さんです。


──あの外遊中のショッピングのリークは菅さんがやっていたんですか(笑)。


ジェームズ:はい。一方、岸田さんも負けていません。いま三浦瑠麗氏がソーラー利権の件で叩かれていますが、あれは完全に岸田政権による菅さん潰しですから。物凄く菅さんに可愛がられたのが三浦瑠麗氏だったんです(笑)。


──そうか! 三浦瑠麗、ソーラー、中国利権!


ジェームズ:中国利権といえば菅さんのバックの二階(俊博)さんの利権ですからね。


──バチバチですね。


ジェームズ:醜い足の引っ張り合いが始まっています(苦笑)。ただし、それが日本の将来、日本人の未来の暮らしを決めるわけですから、現状把握は重要ですね。


──誰が誰のバックで、どんな思惑を持って動いているのか? ですね。


ジェームズ:まず、岸田さんのバックには麻生(太郎)、甘利(明)の2Aがついて、その後ろには財務省がついているというのは以前にもお話ししたと思います。ですから、緊縮財政と大増税を岸田政権は推進しているわけですね。


 対して、菅さんのバックには二階さんがいて外務省がいます。外務省が菅さんに付く理由は、安倍さんに嫌われていたからです。安倍さんは経産省と警察官僚を大事にして、外務省を嫌っていました。その理由は腰抜けが多いからで、海外における外務省の腰抜けぶりについては私も何度も目を覆った記憶がありますので。


──海外で腰抜けなんですか、日本の外務省は!?


ジェームズ:すぐに相手国の言いなりになってしまうんです。そんな彼らにロクな交渉はできませんから安倍さんが嫌うのも当然でしょう。


 ところが、菅さんはそんな外務省を逆に可愛がりました。そうなった理由は外務官僚の市川恵一氏の存在が大きいのです。元北米局長でいま総合政策局長の市川氏は次の事務次官と言われる実力者ですが、30年以上のキャリアのうち海外勤務は2、3年ぐらいしかありません。ほとんど国内にいた彼はどこで何をしていたのかというと菅さんの秘書官をずっとやっていたのです。


──菅さんの子飼いみたいな存在なんですね。


ジェームズ:子飼いは子飼いですが、彼は外務省から安倍政権に放たれた刺客という言い方もできます。


──刺客!?



ジェームズ:さきほども言ったように外務省は安倍政権に嫌われていました。それをそのままにしておくのは外務省としてもさすがに問題があるので、外務省側の人間として送り込まれたのが市川氏です。ですから、海外勤務が少ないのに出世しているのです。では、なぜ、市川氏なのかというと、彼は外務省内で異端児的なところがあって反外務省気質なんですよ。要は外務省の弱腰体質が大嫌いなんです。そういうところが安倍政権内部でも好まれて、菅さんにも可愛がられたというところがあります。


 そして現在、市川氏は外務省の中で安保派と呼ばれる派閥に属しています。この派閥は元国家安全保障局のナンバー2の兼原信克氏と、国家安全保障局の初代局長の谷内正太郎氏が代表の人脈ですが、この2人はもうリタイアしているので次の安保派のトップは序列的に市川氏です。この安保派のグループがいま菅さんを取り込んだのです。菅さんも自分が総理になりたいという願望があったので安保派と組みました。


──互いの利害関係が一致したと。


ジェームズ:はい。菅さんのやり方は自分にあった官僚をうまく選んで、自分のために使うもので、これを政治主導、官邸主導の政治と言います。小泉純一郎氏以降、主流となったやり方で、安倍さんも菅さんも受け継いでいますが、それぞれカラーが違うんです。安倍さんは長期政権を守るために警察を秘密警察化していました。官邸ポリスと言われた時代がまさにそうです。この前、警察庁長官を辞めた中村格氏も可愛がられてます。


──中村格氏といえば、あの……。


ジェームズ:伊藤詩織さんの性被害事件をもみ消したことで有名な人ですね(苦笑)。


──まあ、あれも変な事件でしたけど。


ジェームズ:伊藤さんと極左とのつながりとか、単純な事件ではないですね。実はあの事件では菅さんも暗躍してます。


──考えてみれば菅さんも安倍政権時代は官房長官として辣腕を振るってましたよね。


ジェームズ:テレビ局が安倍さんの悪口を言ったりすると菅さんが直接、局の担当に電話して放送の意図を問いただしたりしてましたからね、あれは体の良い恫喝でした。


 そんな菅さんはどういうカラーかというと好き嫌いをはっきり出します。なにしろ、総理になった時に真っ先にやったことは反菅派官僚の粛清で、内閣人事局を上手に使いました。内閣人事局というのは、官邸が官僚の人事に直接介入できるようにしたもので、安倍政権時の2015年にできていますが、実は菅さんの肝いりなんですよ。もともとは官房長官として安倍さんの人事をいろいろコントロールできるようにするためだったのですが、将来自分が使えるようにしたいというのもあったようです。この辺りが菅さんを支える権力構造です。


──いま岸田降ろしに動いている菅さんとはこういう人だと。菅さんは自分が総理になりたいんですよね?



ジェームズ:いまメディアを騒がせているのは総理にもう一回なるためですからね。しかし、私はこれを最も警戒しています。なぜなら、菅さんの後ろで糸を引いているのは二階さんだからです。以前から言っていますが、二階さんの中身は中国ですから。菅さんが総理になるということは二階さんという中国のエージェントが官邸を乗っ取り、官邸が官僚を動かすことによって日本政府が完全に中国の影響下に置かれてしまうことを意味します。


──実際、菅政権時代の後半はそうでしたね。


ジェームズ:もっとひどくなるでしょう。いま菅さんは、国民のための政治をやっていないと言って岸田さんのことを批判してますが、菅さんの目指すところは日本の中国属国化ですから五十歩百歩です。ところが、マスコミや国民の論調を見ていると菅さんに同調する人が増えているのが怖いですね。


──反増税ですから待望論が凄いですよ。


ジェームズ:岸田政権が増税をするのは財務官僚が岸田政権を動かしているためです。岸田さん自身にはビジョンも政治思想もまったくありません。「分断から協調」って誰でも言えるようなことしか言えない、麻生さんの“雇われCEO”が岸田さんです。ですから、岸田降ろしの動きが出るのは仕方ないでしょう。


 しかし、岸田さんの代わりが菅さんでいいのか? という問題があります。菅さんはあたかも自分のビジョンがあるかのごとく振る舞っていますが、彼だって岸田さん同様、二階さんの“雇われCEO”です。ですから、岸田vs.菅は麻生vs.二階の戦いなんです。さらに言えば、麻生さんのバックにいるアメリカvs.二階さんのバックにいる中国の戦いです。


──なんだかどっちもどっちですね。日本人のためがどこにもないですね。


ジェームズ:だから、自民党の一党独裁が諸悪の根源です。野党も野党で政権を取ることしか考えていないからこんなことになってしまっているのです。日本が“世界のATM”にしかなれないのも国としてのビジョンを持つ政治家がいないからです。いま日本はアメリカのATM扱いされていますが、菅さんが首相になれば、これが中国からATM扱いされるだけです。それでいいのですか? と私は日本人に問いたいです。


──菅待望論とか論外だと。


ジェームズ:待望論が出ているという時点で、中国の対日工作がここまで成功しているのかと大きな危機感を覚えます。この構造を理解して危機感を募らせているのが東京地検特捜部で、だからいま三浦瑠麗氏を捜査しているわけです。以前から言ってますが、東京地検はGHQが作った「天皇のゴールド」の守護神である隠退蔵物資事件捜査部が前身で、アメリカのオーダーを忠実に実行する部隊です。五輪汚職疑惑でいま電通にも特捜部が入っていますが、これも全部、菅さんを引きずり下ろすためです。


──あっ、電通潰しも菅潰しだったと。



ジェームズ:菅さんは官房長官としてかなり五輪の意思決定にかかわっていますし、電通は菅さんの巨大利権ですので。あとは小池都知事に対する間接的なメッセージでもあります。ソーラーに力を入れている都知事は潰されるべきですね。ソーラー以外にも相当やばいことをやってますから、特捜部もいずれ動くと思います。地検特捜部の捜査はすべて政治案件なので彼らの動きを注視しているとアメリカがどういう対日工作を仕掛けているのかがわかります。


──いまの状況はだいたいわかりましたが、どうなんですか、菅さんは岸田さんに勝てるんですか? 具体的には広島サミット後だと思うんですが。


ジェームズ:菅さんは前にも言いましたが、お父さんが元諜報機関の人なので自己演出がうまいんですよ。「令和おじさん」とか「パンケーキおじさん」といった自己演出を上手にやるのでそこで踏ん張っているんです。あとは泥臭いことをやっているので庶民の感覚がわかるという演出もできます。実際、ダンボール箱工場で働いたりしてますからね。


 しかし、どっちが勝つかと言われれば、かろうじて岸田さんが政権を維持すると思います。ただし、スキャンダルが多いのとスキャンダルを排除するのがヘタなのでそこで足元をすくわれそうですね。はっきり言って岸田さんがダメなのは器が小さいところです。彼は開成中学、高校と行っているのに大学は早稲田なんですよ。


──開成的に落ちこぼれですね。


ジェームズ:しかし、早稲田の同窓会の稲門会にいくと「俺は早稲田だけど開成だからな」って言うらしいんです(笑)。


──開成マウント(笑)。


ジェームズ:逆に開成出身者の同窓会永霞会に行くとおとなしいそうです(苦笑)。周りはみんな東大ですからね。なので、本当に小さい人なので、そこに限界は感じますね。


──聞いてると岸田さんが負けることもありそうですね。


ジェームズ:どうでしょう。ともかく二人とも、紐付きの“雇われCEO”ですからね(苦笑)。どっちが勝っても日本のためにはならないですよ。


 そんなことより、私が最も憂慮するのは、この状況で台湾有事を乗り切ることができるか? ということです。真の国難は台湾有事そのものではなく、いかなる有事にも戦争指導者がいないということじゃないですか? 皆さんは岸田総理や菅さんの命令で死ねますか? 


──絶対に無理です。


ジェームズ:ですよね。平和ボケ国家ニッポンでも真剣に戦争、そして自由を考える時がきていると思いますよ。真剣に政治を考えてください。


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