「あなたが前にやっていた仕事はない!ここでは私がルールだ」 理不尽すぎるマタハラに遭った女性【前編】

2023年2月26日(日)11時57分 キャリコネニュース

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育休から復帰後の職場環境は、会社の上司やトップの考え方ひとつで変わってしまうことがある。岩手県に住む40代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収350万円)は、第一子の産休・育休は無理なく取れたようだが、復帰してからの待遇が大きく変わってしまったことを明かした。


「そんなに事務がしたいなら、他の職場をさがしてくれ」



女性は「生まれつき足の骨が悪く」、成人後は立ち仕事が出来なくなったため、事務職で募集があった工場で働き始めた。


「その時の社長も工場長もいい人達で、第一子妊娠がわかると、無理をせず仕事をしてとの事で、ギリギリまで仕事をし、産休・育休に入りました」


しかしなかなか保育園が見付からず、1年で復帰の予定が1年半掛かってしまった。「休んでいる間に社長も工場長も変わり」という変化もあった。ようやく保育園が決まり会社へ挨拶に行った女性に対し、新しい上層部からこんな言葉がぶつけられた。


「1年で復帰と聞いていたが、すぐに復帰しなかったので、あなたが前にやっていた事務仕事は後継者が居るのであなたの仕事はない!そんなに事務がしたいなら、他の職場をさがしてくれ。ここでは私がルールだ。もし、それでもこの職場に残りたいのなら、復帰する前日にあなたが行く予定の部署を発表する」


育休をとっている間に、子育て中の社員に理解の無い上層部になってしまったようだ。しかし女性は「園が決まり、これからという時に転職は難しい」と考え会社にとどまる事にした。


「予定通り、前日に次の部署の発表をされ、復帰初日に職場のみんなにビックリされました。やった事のない工場の現場作業をさせられ、しばらくすると体調不良が…」


足が悪い女性が現場仕事で苦労するのは想像に難くない。嫌がらせのような人事に耐えていた女性だがその後また別の問題が持ち上がった。(後編へ)

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