【高校受験2020】埼玉県公立高入試<理科>講評…難易度に大きな変化はないが、久しぶりの出題範囲も

2020年2月28日(金)18時40分 リセマム

2020年度(令和2年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜<理科>講評

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令和2年2月28日(金)、令和2年度(2020年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜が実施された。全日制の入学許可予定者数3万6,880人に対し4万1,393人が志願し、志願確定倍率は1.12倍だった。リセマムでは、スクール21の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<理科>講評(スクール21 提供)

 問題の量、難易度や配点はほぼ昨年と同じでした。但し、昨年出題された「考え方や計算の過程」を答える問題は出題されませんでした。また「音」分野から11年ぶりの出題がありました。

大問1 小問集合
 例年よりもやや易しかったと思われます。

 大問2以降は、昨年同様長文の問題文が出題されました。

大問2 天気(雲のでき方)
 語句を指定した記述問題が出題されました。難度は高く、苦しんだ受検生も多かったのではないでしょうか。

 大問2には初めて見るような問題もあったと思います。通常は空気が上昇しても気圧は変化しないものとして答えさせる問題が多いのですが、ここでは気圧が変化したらどうなるかを問う問題が出題されました。暗記に頼っていた受検生は正解するのが難しかったと思います。

大問3 植物(葉)のつくりとはたらき
 ここでも語句指定の記述問題が出題されましたが、全体としては難しくなかったでしょう。

大問4 中和
 ここでも語句指定の記述問題が出題されました。典型的な問題でしたので、しっかり準備した受検生には難しくなかったでしょう。

大問5 音
 「音」からの出題は11年ぶりです。

 ここでの語句指定の記述問題は、なかなか難しかったようです。何をどこまで書いたらいいのかわからないという受検生も多かったのではないでしょうか。

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 このレポートは令和2年2月28日(金)に速報としてスクール21により作成されたもの。

協力:スクール21

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