住む家がお化け屋敷になる男が心霊映像を撮影！ 2回引っ越しても止まぬ怪異、臨死体験後に霊に憑りつかれた？

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　アメリカ・テキサス州のある家にて、幽霊が活発に動いているとしか思えない不思議な光景を捉えた動画が公開され。

　映像ではペンが見えない力に押されたようにテーブルの上を転がり、コーヒーカップの中のスプーンがひとりでにかき混ぜられ、さらには部屋の中をオーブが飛び交い……。

　かなり激しいポルターガイスト現象がこの家では起こっているようだが、この家の住人であり撮影者のニック・サマーズ氏によれば、ポルターガイストを起こしているのは、臨死体験の後に自分に取り憑いた霊だという。

　2019年、ニック・サマーズ氏は労働災害で3度も心臓が止まる程の大怪我を負った。臨死体験をした人には霊感が備わる場合があるといわれているが、彼も事故から回復してリハビリを行う間に奇妙な体験をするようになった。それ以来、自身の治療も兼ねて超常現象調査も行うようになったそうだ。ところが、ある日、廃墟となった病院で調査を行った後、霊を連れて帰ってしまったのか、自宅でも奇妙な現象が起こるようになったという。それ以来サマーズ氏と彼の妻はどこへ行っても心霊現象に悩まされるようになり、霊から逃れるために2回も引っ越したとのこと。

「どの家でも、月に14個から20個の電球を交換しなければなりません。急に割れたり切れたりするんです。前の家ではコーヒーカップが台から滑り落ちて私に当たったり、シンクのスイッチが勝手に入ったりして、とても激しかった。飛んできたボトルキャップに当たったり、台所に行くと食器棚が全部開いたりして、まるでホラー映画のようでしたよ。」（サマーズ氏）

　家によっては建物の歪みや動物の侵入などでポルターガイストのような現象が起こる場合もあるが、2階引っ越しても同様の現象が続くというのは実に奇妙だ。霊に憑りつかれていると考えるのも無理はないだろう。

　実際にサマーズ氏が目撃したのは超常現象だけではない。リビングルームに現れた幽霊の女の子の霊や、夫婦でいっしょに「冷蔵庫ほどの大きさの巨大な影」が家の中を歩くのを見ているというのだ。

　2人が家中にカメラを設置するようになったのは、これらの怪奇な現象に耐えかねてのことだ。今や2人の手元には証拠になりうる衝撃映像が多数残されているが、心から欲しているのは霊現象に悩まされず、ゆっくり休める場所だ。今のところ、引っ越しを繰り返してもまだこのお邪魔虫を追い払うことはできていない。だがいずれこの霊が諦めて彼らの元を去ってくれることを願い、夫婦はまた新たな引っ越し計画を立てているという。

参考：「Coast to Coast AM」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS（アトラス）」からの提供です】