【和食さと】4000円台の「牡蠣食べ放題」で店員さんに “あること” を伝えたら5倍楽しめた

2024年2月29日(木)14時55分 ロケットニュース24

和食さとの「牡蠣食べ放題」で食べ放題になるのは、なにも牡蠣だけではない。牛肉も豚肉も鶏肉も寿司も天ぷらも何もかもが食べ放題。あまりにも食べ放題の対象範囲が広いので、大体の料理は無制限で食べられると思ってしまうほど。

いや、おそらくその認識でもあながち間違いではない。メジャーな料理はほぼほぼ食べまくれそうな勢いだ。

ただし……!

どんなニーズにも対応しようという守備範囲の広さゆえに、一瞬「どうしよ!?」となることもあったので報告したい。

・焼き肉 or しゃぶしゃぶ or すき焼き
最初に基本的なことを説明しておくと、和食さとがやっている牡蠣食べ放題を堪能しようと思ったら最初に3種類から1つを選ぶ。焼き肉(さと式焼肉)タイプと、しゃぶしゃぶタイプ(さとしゃぶ)、すき焼きタイプ(さとすき)だ。

焼き肉タイプは4939円で、しゃぶしゃぶ&すき焼きタイプは4389円と5489円の2種。5489円だとグレードの高い牛肉も頼めるようだ。ちなみに、時間はどちらも120分

あと、ここがややこしいのだが、和食さとでは焼き肉の鉄板でもしゃぶしゃぶ出来る

どういうことかと言うと、さと式の焼き肉は鉄板の回りの部分にダシを入れられる仕様になっており、焼きと茹での2つが可能な二刀流スタイル。

つまり、焼き肉を選択しておけば焼き牡蠣もできるし、ダシで茹でて食べることもできる。

なんという夢のような食べ方。さと式焼肉の鉄板は牡蠣のために開発されたのではないか? とさえ思ったので、今回は焼き肉(さと式焼肉)でお願いすることに。

数分後、鉄板やらお肉やら牡蠣やらが運ばれてきた。牡蠣は以下のような感じで、大きくはないが小さくもない。標準サイズといったところか。

さて、さっそく作っていこう。さと式焼肉の鉄板が来たら、まさに煮るなり焼くなり好きなようにできる。

私は周りの鍋ゾーンに野菜を入れ、真ん中の鉄板で肉を焼き始めた。

もちろん、牡蠣は焼いても食うし、茹でても食う。

選択肢が広いという意味では、これほど贅沢に牡蠣を味わったことはない……が!

私は気づいてしまったのだ。ポン酢が無いことに。というのも、さと式焼肉はあらかじめタレ等のセットが決まっている。

肉を焼いて食べる分にはなんの不足もないセットであるが、どう見ても牡蠣に合わせているメンツではない。しかも、タッチパネルの対象メニューをザッと確認しても、ポン酢は見当たらない

つまり、ポン酢は牡蠣食べ放題に付いてこず、鍋に入っているダシ or 焼き肉のタレで牡蠣を楽しむってことか?

いや、あり得ない。それではせっかくの牡蠣がもったいないことになるだろと思ったので、ダメ元で店員さんに聞いてみた。

「すみません、タッチパネルにポン酢が見当たらないのですが、もらったり出来ます?」と。すると……

何の問題もありませんという感じでサッと持って来てくれた。聞いて良かった〜! 結果的にポンズのおかげで5倍楽しめた〜!!

となったので、私と同じく焼き肉で牡蠣を楽しむ予定の人はご参考に!

ほか、気になった点を2つほど。焼き肉を鉄板で焼きまくっていると、中盤以降は脂が鍋ゾーンに落ちまくる

これは鉄板の構造上仕方がないが、どうしても肉の脂が絡んだ茹で牡蠣になってしまう。なので、さと式焼き肉で茹で牡蠣を楽しむなら序盤がいい。

あと、この食べ放題に1人で行くのはあまりオススメしない。それは何も1人だと入りづらいとか頼みづらいといった理由ではない。

むしろ1人で入店しても店は歓迎してくれるだろうが、冒頭で述べたように食べ放題の対象メニューがあまりにも多すぎるのだ。

ゆえに、1人で店に行っても「あれも食えばよかった」的な後悔に襲われがち。逆に何人かで行った方がシェアできて色々食べられるので、満足度も高いかと思われる。

ただし、牡蠣食べ放題は期間限定だから、「一緒に行く人を探してたら終わってしまう」という人だっているに違いない。

そんな人は、メチャクチャお腹を空かして行くか、牡蠣以外はある程度スルーする覚悟で行ってくれ。健闘を祈る。

参考リンク:和食さと「期間限定!牡蠣料理食べ放題特別コース」
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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