引っ越しからわずか2か月で、町内会に「15万円」を請求された女性の悲劇

2019年3月2日(土)17時0分 Jタウンネット

泥のようにまとわりつく「町内会トラブル」。解放される唯一の手段は、その地域を離れることくらいかもしれない。


大分県に住むAさん(40代・女性)も、町内会トラブルによって「引っ越し」を余儀なくされた。彼女のガマンが限界に達したのは、理不尽とも言える支払い請求が原因だそうで——。


「あんたヨソ者じゃろなぁ」


私がかつて住んでいた地域は、地元意識がとても強いです。他の地域から来た人間を「ヨソ者」として排除的に扱うのです。


そういった噂は引っ越し前から知っていましたが、主人の転勤の都合で、どうしてもその地域に住むことになりました。私たちの一家は小さな子どもが3人います。なので、ご近所へのあいさつ回りでは車を使いましたが、これがトラブルの原因でした。


あいさつ先の老人が、「あんたヨソ者じゃろなぁ。挨拶回りを車で回ってとか、あんたみたいな家は初めてじゃわ」といきなり罵ってきたのです。昔から気の強い私でも 気分が萎えて嫌な気持ちを引きずりました。


それから2か月くらい経った時の事です。あのイヤミを言った老人が、町内会費の徴収に来ました。本当は入会したくなかったのですが この土地に住む以上は免れないみたいな事を言われました。


さらに、近くの社務所の修繕費用が1000万くらいかかるので、お宅も15万円出して欲しいと言ってきました。引っ越した矢先なのに、なんでウチの家が負担しなくてはならないか納得いかなくて、かなり悩みました。


その日は老人に帰っていただいたのですが、数日後に同じ老人が、


「あんたの家だけ、すんなりお金を出さなくてみんなを困らせている」



と文句を言ってきました。


これが限界でした。引っ越し費用がかかっても、ヨソに引っ越そうと決めました。それからも、毎日のようにあの老人がやって来たり、近所の人たちがウチについて噂したりしているようでしたが、私は無視し続けました。


その後、新居が決まるやいなや、すぐに引っ越しました。


あそこは本当にどんよりとした雰囲気で、いつも誰かが家の出入りを監視するような地域でしたので、今でもトラウマになっています。


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