お箸がもう止まらない! 新米と一緒に食べたい「ごはんのおとも」
2022年3月4日(金)11時12分 マイナビ子育て
新米の季節がやってきました! ツヤツヤでそのままでもおいしい新米ですが、ごはんに合う”おとも”と一緒に食べるとまた格別です。今回はおいしいごはんのおとも、もっと楽しむための栄養満点の手作りごはんのおともをご紹介します。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです♪
秋は収穫の季節。おいしい食材が豊富な食欲の秋です。数ある秋の味覚の中でも、この季節に収穫期を迎える新米を楽しみにしている方も多いと思います。日本人の主食であるお米は、多くの方が毎日食べ、1年中手に入りますが、やはり秋に食べる新米のおいしさは違いますよね。
新米はそのまま食べてもおいしさの違いを感じますが、より楽しむため、ごはんのおともと一緒に食べるとまた違う味わいを発見できます。日本にはお米を味わうためのごはんのおともの文化が発展していますが、みなさんはどんなおともがお好きでしょうか?
今回は代表的なごはんのおともをピックアップし、食べ方、手作りレシピも合わせて紹介します。
ごはんが進み過ぎてちょっと危険ですが、せっかくの新米なのでぜひ味わってくださいね。
どれから食べる? ごはんのおとも
ごはんのおともといえば、何を思い浮かべますか? 梅干し、昆布、海苔、鮭、明太子に納豆など、紹介しきれないくらいです。代表的なごはんのおともだけでも数えきれないほどありますよね。それほど、日本ではごはんをおいしく食べる文化が発展してきた証拠です。
多種多様な食文化が花開く今の時代でも、ほかほかごはんをメインに楽しむ専門店もあります。おうちでもいろいろなごはんのおともを揃えて、ごはんを味わうのもオススメ。さまざまな食材からできているごはんのおともをいろいろ味わうことによって、栄養的にもバランスが整ってきます。
単品でもおいしいごはんのおともですが、いろいろ組み合わせてもおいしいですよね。例えば、納豆とキムチの組み合わせは、同じ発酵食品なので相性抜群。栄養的にもお互いの足りないものを補い合う組み合わせなのでとってもいいんです。
卵かけご飯にしらすや大葉などトッピングしても。朝ごはんがなかなか進まないお子さんや、時間がない方にも、栄養バランスを取りながら手軽に食べることができます。
手作りごはんのおとも
ごはんのおともは、市販品でも目移りするくらいおいしそうなものがありますが、たまには手作りで用意するのもオススメです。自家製は味の濃さや量、使う材料など、お好みで調整できるのが魅力。
■しらすの佃煮しらすはそのままでもおいしいですが、冷蔵でも保存期間は3日程度であまりもちはよくありません。たくさん安く手に入ったときは冷凍保存も可能ですが、佃煮にして味を変えるのもいいですよね。佃煮にすれば保存期間も延びるので、多めに作って冷蔵庫で保管しておけば、1〜2週間程度は大丈夫。味付けを濃くするほど保存期間は長くなります。
【材料】・しらす…200g・生姜…10g・醤油…大さじ3・砂糖…大さじ3・ごま油…大さじ2・ごま…大さじ1〜2
【作り方】①しょうがを千切りにし、ごま油大さじ1を入れたフライパンで香りが出るように炒め、シラスも加えて軽く炒める。②しょうゆ、砂糖を加えて水分がなくなるまで煮詰め、ごまを加える。③仕上げにごま油の残りを加えて完成。
■具だくさん肉みそ
豚ひき肉に干し椎茸や筍なども加えて旨みたっぷり、食感もしっかりした肉みそです。ごはんのおともとしてだけでなく、豆腐に掛けたり、ラーメンに乗せたり、チーズをかけて焼いてもおいしいです。
【材料】・豚ひき肉…200g・干し椎茸…3〜4枚・筍…150g・玉ねぎ…1/2個・人参…1/2本・大葉…5枚・にんにく…1片・生姜…1片・醤油…大さじ2・砂糖…大さじ2・味噌…大さじ2・中華だし…小さじ1・ごま油…大さじ1
【作り方】①干し椎茸を水に浸けて戻し、食べやすい大きさに切る(戻した汁はとっておく)。人参、筍、玉ねぎ、大葉も食べやすい大きさに切る。②にんにくと生姜はみじん切りにし、豚ひき肉と一緒に炒める。③豚ひき肉に火が通ったら、切った食材を加えてさらに炒める。④全体に肉の油が回ったら、干し椎茸の戻し汁を加え、ごま油以外の調味料を加えて水分がなくなるまで煮詰める。⑤ごま油を仕上げに加えて完成。
■青菜のふりかけ大根、人参、小松菜などの葉で作るふりかけは、どこか懐かしい味。私の母もよく作ってくれました。今回はかぶの葉を使って作ってみました。葉っぱの種類はなんでも大丈夫なので、葉付き野菜が手に入ったら捨てずに食べてくださいね。
【材料】・かぶの葉…6〜7株分・人参…1本・油揚げ…2枚・竹輪…1本・油…小さじ1・ごま…大さじ2・白だし…大さじ1・砂糖…大さじ2・醤油…大さじ2
【作り方】①葉は5mm幅に切り、人参はいちょう切り、油揚げは千切り、竹輪は半分に切って薄切りに。②油を入れたフライパンでかぶの葉、人参、油揚げ、竹輪を炒めて、火が通ったら調味料を加えて、水気がなくなるまで炒める。③仕上げにごまを加えて混ぜたら完成。
ご紹介した3品はどれも、たくさん作って食べきれない! 飽きちゃう! というときは卵焼きの具にしてもおいしいです。ごはんのおともは味付けをしっかりしていることが多いので、いろいろな料理の具やトッピングに使えば、簡単に栄養満点の1品ができちゃいます。
まとめ
ごはんのおいしい季節なので、より楽しむごはんのおともをご紹介しました。ごはんのおともはごはんのおいしさを引き立てるだけでなく、さまざまな食材から作られているので栄養面でもプラスしてくれます。いろいろなおともを揃えて楽しんだり、組み合わせてもまた違った味わいが見つかるかもしれません。市販品でも手作りでも、お好みのものを見つけて、ごはんのおいしさを再発見してくださいね♪