31歳・年収200万円公務員男性「預貯金するより圧倒的」つみたてNISAで6年、iDeCoで3年積み立てた結果は?

2024年3月15日(金)20時5分 All About

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は福井県に住む31歳男性の積立投資エピソードです。

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2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

31歳・年収200万円公務員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は福井県に住む31歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻(31歳)、長女(2歳)、次女(0歳)、祖母(85歳)

金融資産

世帯年収:本人200万円(配偶者の年収は不明)
世帯金融資産:現預金200万円、リスク資産300万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/つみたてNISA:2018年から
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス/つみたてNISA:2018年から
・SBI・V・S&P500インデックス・ファンド/つみたてNISA:2021年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)/iDeCo:2021年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/iDeCo:2021年から
2018年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
毎月の投資額は、つみたてNISAではずっとその額ではないようですが、合計が3万3333円になるように積み立て。
iDeCoについては、全世界株式(除く日本)とS&P500に、それぞれ6000円ずつ積み立て。またiDeCoの口座変更に伴い、2021年以前の資産も上記商品に再分配しているそう。
運用実績について、つみたてNISAでは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が「元本約40万9000円→運用益込約60万円」、先進国株式インデックスが「元本約23万9000円→運用益込約35万円」、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドが「元本約27万1000円→運用益込約39万円」。
iDeCoでは、全世界株式(除く日本)が「元本約52万9000円→運用益込約76万円」、S&P500が「元本約65万9000円→運用益込約101万円」と、それぞれ着実に利益を生み出している様子。
つみたてNISAについては、大きな波は経験をしておらず、「マイナス域になったことはない。コロナの影響により、一時期は利益がゼロになったが、売却することなく保有し、投資し続けて今に至る」とのこと。
iDeCoについては、「最初は地銀で運用していたが、2021年から手数料の安いSBIに移管し、プラスが大きくなった。銀行預金は最低限しかしておらず、積立分がそのまま蓄えとなっている。積立投資を始めて長くないが、預貯金するより圧倒的な利率を得ることができている」と手応えを感じており、「現時点では特別余裕は出ていないが、老後に向けて資産を増やしていきたい」と意欲的に語られています。

31歳・年収200万円公務員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「iDeCoは簡単に引き出せず、結果的に銀行より利率が高い状態となっているため、順調に資産が増えている」とコメント。
「後先考えずに『なんとかなるだろう』と思って行動してしまい、FX等でよく失敗する」性格ということで積立投資については、「日々の増減で一喜一憂しない。月に1回程度しか状況を確認しない」と決めて運用をしているそうです。
新NISAについては、「今まで行っていたつみたてNISAの額にプラスαし、今までと変わらずに、つみたて投資枠のみで行う」と語られていました。
※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます
(文:あるじゃん 編集部)

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