ニチレイフーズ、春季新商品の自信作を試食 ―イチオシは「W(ダブル)キムチ炒飯」だ!!

2024年3月15日(金)12時54分 マイナビニュース

2024年春期の新商品を発表したニチレイフーズ。「パーソナルユース」「マルチユース」「健康感」という開発コンセプトをもとに、冷凍食品12品をラインアップしています。今回はそのなかでも特にオススメという4商品について特徴を伺いつつ、その味を確かめてきた。
○コンセプトは「パーソナルユース」「健康感」「マルチユース」
冷凍庫から取り出して簡単に調理でき、いつでもすぐ美味しく食べられる冷凍食品。近年はクオリティも向上を続けており、冷凍食品マーケットは2018年から右肩上がりの成長を続けている。カップ麺や惣菜おかずなどと比較してもその伸張度合いは大きく、ニチレイフーズでは今年度も過去最高の売り上げを更新する予定だという。
そんななか、ニチレイフーズは2024年春期の新商品として冷凍食品12品を発売した。新商品の開発コンセプトは「パーソナルユース」「健康感」「マルチユース」の3つだ。
「パーソナルユース」では、家庭内喫食と時短・タイムパフォーマンス(タイパ)に重点を置き、単身や家族の留守番時の食事等に便利なワンプレート商品を2品追加した。パーソナルユース商品において、ワンプレートは2019年度から5年間で350%もの伸びを記録している。これは、冷凍食品メーカー各社がそれぞれ新商品を展開し、業界が面で市場を押し広げた結果と言える。
「健康感」では、食生活と健康志向に重きを置き、カロリーや脂質、糖質を抑えつつ、たんぱく質などの必須栄養素を摂取できる商品を展開する。健康的な生活に対する高い関心はコロナ禍が収束した現在も続いている一方で、朝食にかける時間は年々減少傾向にある。この朝食というニーズに対し、手軽に食べられ、冷凍食品との親和性も高いパンケーキを打ち出している。
「マルチユース」では、コロナ禍収束後の人流増加に伴って回復基調にあるお弁当品を、日々の食卓でもアピールする。実際、同社の「お弁当にGood!」シリーズの食シーンは、食卓利用の構成比がお弁当に次いで高いという。
○選りすぐりのオススメ商品を試食!!
それでは、ニチレイフーズ マーケティング部 広報グループ マネジャーの宮嶋美保さんに、今回の新商品12品のなかでもオススメの商品を選りすぐってもらおう。
▼ W(ダブル)キムチ炒飯
「イチオシは『W(ダブル)キムチ炒飯』です!! 2月先行で発売させていただいていて、もう店頭にはかなり浸透しています」(宮嶋さん)
「W(ダブル)キムチ炒飯」のこだわりは2種類のキムチだ。キムチは炒めてしまうとどうしても風味が落ちてしまう。そこで「炒めキムチ」と後から入れる「追いキムチ」を別にし、キムチの旨みをしっかりチャーハンに移しつつ、キムチの食感と風味は残るようにした。キムチはチャーハン専用として酸味を抑えた自社生産品。2種類それぞれで作り方も異なるという。
実食の感想として、これは素直にウマい。お米からしっかりキムチの味がしつつ、乗っているキムチはしっかりシャキシャキ感が残っていて、冷凍食品とは思えない食感だ。ニチレイフーズといえば大定番の「本格炒め炒飯」があるが、それに匹敵するウマさ。あえて言うなら、こちらの方がおつまみ的に楽しみやすいかもしれない。キムチが入っていることで女性も食べやすそうだ。
▼ 三代目たいめいけん監修ハンバーグ
「次に『三代目たいめいけん監修ハンバーグ』。電子レンジと湯せんの両方で調理できて、普段お食事としてもおつまみとしてもお弁当としても使っていただけます」(宮嶋さん)
「三代目たいめいけん監修ハンバーグ」のこだわりは、茂出木浩司シェフとともに作ったデミグラスソース。ハンバーグ+ソースで165グラムと、ボリュームたっぷりなのがうれしい。実食の感想は、やはりデミグラスソースが濃厚で格別、ハンバーグは具がきっしりと詰まって食べ応えがある。
ハンバーグは湯せんだと中まで温めるのに時間が掛かりがちだが、レンジ調理によって調理時間も短くて済むのもポイントだ。忙しいときはこれとご飯があれば十分食事になる。
▼ 朝にGood! パンケーキ(メープルクリーム)
「『朝にGood! パンケーキ(メープルクリーム)』は健康志向の朝食シーンに向けた商品です。全粒粉を使用しており、4枚食べるとこれだけで牛乳一杯分のカルシウムと一食分の食物繊維が取れます」(宮嶋さん)
自然解凍に対応しており1時間ほどで食べられるので、忙しい朝は前夜に冷凍庫から出しておくと、起床後すぐに楽しめそう。ふわふわの生地の中にメイプルシロップが入っているため、片付けもラクチンだ。そのまま食べてもおいしいが、少し温めるとよりおいしさが際立つ。自然解凍というメリットを活かしてお弁当に入れても良いかもしれない。
おともの「ささみミックスビーンズ」は、そのままでもサラダにしてもたんぱく質がしっかり取れて便利な一品。「アンデス育ちのブルーベリー」は冷凍することで旬の大粒ブルーベリーの甘さが閉じ込められており、そのまま食べてもヨーグルトに混ぜても美味しい。ともに自然解凍が可能だ。
▼ 今川焼 (クリームチーズ プレミアム)
「最後に『今川焼 (クリームチーズ プレミアム)』です。今回、クリームチーズを今までにない位たっぷりと使って、国産蜂蜜も加えました。お子さまの間食としてお出しいただけます」(宮嶋さん)
今川焼もニチレイフーズの定番商品だが、クリームチーズはとくに子どもが喜びそうだ。宮嶋さんがアピールしたとおり、なかにはクリームチーズがぎっしりと詰められている。冷凍食品にもかかわらずチーズの濃厚な味わいと蜂蜜の甘さが堪能できるのがすごい。これは子どものおやつとして間違いない一品だろう。
○まだまだ注目商品は多数
今回は冷凍食品の新商品の中から、特にオススメの4商品を紹介してもらったが、この他にも電子レンジで温めても冷たく仕上げることができる「冷やし中華」や、ワンプレートで2品食べられる「三ツ星プレート グリルチキントマトソース&カルボナーラ」など、注目の商品は多い。いまなお進化が続いている冷凍食品。今年も注目のマーケットになりそうだ。

マイナビニュース

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