事務で採用→実際は清掃作業 2週間で退職することにした女性

2022年3月17日(木)16時20分 キャリコネニュース

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世の中には、入社を後悔してしまう会社も存在する。労働環境に我慢できない時はすぐに辞めてしまうことも。キャリコネニュースには、ビルメンテナンスの仕事を2週間で退職した女性(50代前半/神奈川県)から体験談が寄せられた。


女性は「事務・管理業務で採用された」のだが、「人材不足のため清掃業務の現場に回された」という。(文:コティマム)


※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H


「2週間で習熟しなければクビと宣言されるスパルタ式」


採用された事務・管理部署ではなく、清掃業務担当になった女性。「業界未経験でも丁寧に指導」と言われたものの、簡単な研修を2日間受けただけで現場に向かうことになった。


「清掃業務を2週間で習熟しなければ、クビと宣言されるスパルタ式。人間関係はギスギスしていて、仕事が出来ない人間には当たり散らすパワハラが横行している」


女性は2週間で退職を決意した。


会社の言い分「丁寧に指導=基礎から指導することではない」


女性は当時の職場について、「求められるスキルが違い過ぎる業務」に就かされたと不満を抱く。


「事務業務で採用されたにもかかわらず、体力勝負の清掃作業を行い、『体力がない』『仕事が遅い』と文句をつけられ、退職に追い込まれて、散々な目にあった」


女性によれば、現場の清掃業務は本来「職業訓練校のビルメンテナンス・クリーニングコースの卒業生か経験者、有資格者」が採用され、「決められた時間内に業務を完了することが求められている」という。


「未経験者にベテラン経験者と同じクオリティを求めること自体、無理がある。会社の言い分は『丁寧に指導=自社のやり方を教育して、仕事を覚えてもらうこと』であって、『基礎から指導することではない』とのこと。最近は募集広告を出しても反響がないと嘆いていたが、当然の成り行きだと思う」


女性は退社して「満足」と綴っている。

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