つくばで知らない人はいない「はりけん」の餃子を食べたら放送事故みたいな展開になった

2024年3月23日(土)18時0分 ロケットニュース24

茨城県南部の「つくば」は言わずと知れたサイエンスシティーだ。さまざまな研究施設が存在することもあって外国人が多く、その影響からかグルメが充実している印象も強い。

そうとなればウマい餃子もあるだろうと思っていたら、どうやら つくば で知らない人はいないお店があるらしい。ズバリ、はりけんがそうである。

・つくばの人気店

「はりけん」は正確にいうと餃子じゃなくてラーメン店なのだが、先にも書いたようにつくば在住者によると「地元で知らない人はいない」らしい。

ちなみに餃子は冷凍でも売られていて、はりけん本店、南店、そしてつくば市内のヨークベニマル、道の駅「下妻」「境」で取り扱い中。ヨークベニマルだと12個入りで594円。道の駅だと手数料が加算されるため少々割高になっている。

餃子1個あたり50円弱。本業がラーメンなら餃子は二の次……この値段ならどう転んでも文句は言えない……かと思いきや、「はりけん」のものはなんと1つ1つ手仕込みで気合十分!!

並べてみてもこの通り! ハッキリと手作りが分かるほどに大きさがバラバラ。機械で大量生産もできるなか、手作りを選択していることに強いこだわりを感じる。

・いざ実食
ラーメンも自家製麺だし、こいつはきっとタダモノじゃないはず。はやる気持ちを抑え、さっそく作っていこう。

まずは鉄鍋で蒸し焼きにすること数分。そして水分を飛ばしてひっくり返せば……

完成〜!

もとから味付きなのでそのまま食べてOKなのが楽チンで嬉しい。それでは実食。先に編集長の羽鳥から食べてみた。

羽鳥「今までにないパターンのやつだね。野菜がいっぱい入っているのが食べた瞬間から分かった。なんか甘さも感じるというか、でもラーメンのサイドメニューということもあってか味がドンドン濃く感じるね。

なんだろうコレ。食べたことない感覚がする。中華っぽいというか、とても美味しいんだけどなんか言葉が出てこない。でも美味しいね!」

──とのことで、今までにないパターンで食べたことない感覚とは一体……!! ドキドキしながら次に私も食べてみたら……ふむ。

とても美味しいんだけどなんか言葉が出てこない。

確かにコレは判断が難しいぞ。というのも、口の中での収まり方が他の餃子と違うのだ。

あろうことか羽鳥同様、私も味の迷路へ突入。2人とも答えが出ないという放送事故みたいな展開になってしまった。

ただ、直感的に感じたものが1つあったので素直にお伝えしよう。この餃子はあれだ……

ウインナーである!!!!

なんというか、味が濃い上に一発の破壊力が大きいのがウインナーにそっくり。個人的にはウインナーを食べたときの感覚に近いものがあって、これまでの餃子とは一味違うように感じた。

皮から入って肉汁、それから餡といった流れが王道なところ、はりけんの餃子は全部ズドンみたいな。とにかく肉肉しさが一気にやってくる。

・他とセットで実力発揮
中身が透けて見えるほどの皮の薄さが影響しているのか、あまりに一撃すぎるため味の詳細を感じとるのが難解だった「はりけん」。とにかく濃いだけに、餃子単体というよりは他との組み合わせで力を発揮するタイプなのは間違いない。

ご飯のお供というよりビール、それからラーメンとの相性を計算されているのが分かるあたりプロの仕事を感じた。食べられる場所こそ限られているものの、つくばへ行ったら一度味わってみてほしい。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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