アップルだから...てコト!? ラーメン屋に並ぶリンゴ酢が「革新的」すぎた件
2024年4月3日(水)8時0分 Jタウンネット
ラーメン屋に行ったら、思わずクスリと笑ってしまいそうな名前の「調味料」を発見した——。
そんな体験談が投稿され、X上で注目を集めている。
こちらが、その実物だ。
「さっぱり生姜」もおいしそうだが、注目してほしいのはその隣。液体が入った瓶には、こんなラベルが貼られている。
「スティーブジョブ酢(リンゴ酢)」
こ、これは......アメリカのアップル社、およびその創設者であるスティーブ・ジョブズ氏とリンゴ酢をかけたダジャレだろうか?
この写真はXユーザーのマロン犬(@fantasista2002K)さんが2024年3月7日に投稿した写真で、X上には同じように調味料棚を撮影してアップする人が複数。
思わずシェアしたくなるのも納得の尖ったネーミングには、X上でこんな声が寄せられている。
「アップルユーザー歓喜」
「嫉妬するほどのセンス」
「こういうのに弱いんだって」
スティーブジョブ酢とは何なのか。お店側は、一体なぜこんな名前の調味料を置いているのか。
気になって仕方がない記者は4月2日、スティーブジョブ酢を置いている「革新家TOKYO」(東京都千代田区)に話を聞いた。
「使うとさっぱりしてコクが出ます」
取材に応じた同店スタッフ・大庵康嗣さんによると、「スティーブジョブ酢」は革新家オリジナルの酢調味料だ。
ラーメンを途中で味変できるように置いているという。
「数種類のお酢を調合して作っております。使うとさっぱりしてコクが出ます」(大庵さん)
ネーミングの由来はズバリ、「スティーブ・ジョブズをリスペクトしている」から。
「彼は世の中に革新をもたらしたと思っています。僕たちのお店の名前も『革新家』で、家系ラーメンに革新をもたらしたいと思っていたので、そういう意味で名付けました」(大庵さん)
ただの洒落というだけでなく、その裏には店側のアツい思いが込められていたのだ。