キッズドア「Amazon IT自習室」4月開校…子どもたちに将来役立つ力を

4月4日(木)12時15分 リセマム

「Amazon IT自習室」プレイベントのようす

写真を拡大

NPO法人キッズドアが「Amazon IT自習室」を2019年4月15日に開校する。キッズドアを利用する小学生から高校生までの希望者は、毎週日曜日と月曜日の夕方にキッズドア四ツ谷ラーニングラボで、Amazonが提供するSTEM教育教材やIT機器を利用し、スタッフのサポートを受けながら学習できる。

 「すべての子どもが夢と希望をもてる社会へ」をテーマに掲げ、教育支援事業を展開するキッズドアは2007年に設立。ひとり親家庭、兄弟の多い家庭、生活困窮の家庭の小学生から高校生、高校中退者を対象に無料の学習支援を提供している。2017年度の実績によると学習会・居場所拠点数は62、登録生徒数は2,064人、登録ボランティア数は1,085人、学習会実施回数は3,571回。

 「Amazon IT自習室」の開校に先駆けて3月25日に開催されたプレイベントには13人の小中学生が参加。事前に希望して参加した子どもたちは手慣れたようすでSTEM教材を使いこなしていた。

プレイベントのようす
 2人でディスカッションしながらプログラミング教材「キュベット」に取り組む中学生、Amazon Fireタブレットを操作しながら「COZMO」をペットのように所狭しと散歩させる小学生、黙々とScratchでゲーム作りに取り組む小中学生たち…興味をもつものは違っても、難なくIT機器を使いこなし夢中になってSTEM教材に取り組み、どんどん学んでいく姿勢は皆同じ。デジタルネイティブ世代の子どもたちならではの集中力と呑み込みの早さが感じられた。

パソコンを使わずにプログラミングを学ぶ「キュベット」
 キッズドア理事長の渡辺由美子氏は「Amazonさんと一緒にワークショップを開催するなど、協力して取り組んできたSTEM教育が『Amazon IT自習室』として形になりました。キッズドアでは平日は小中高生が各地の拠点で5教科を学んでいます。教えているボランティアスタッフは大学生やシニアの方から、働き方改革で早く帰宅できるようになった現役のサラリーマンなどさまざまです。ITの知識、論理的思考力はプログラミング教育必修化、そしてこれからの社会で必要になってきます。Amazon IT自習室でも5教科と同様にSTEM教育も現役のエンジニアやボランティアスタッフがサポートしていきます」と語り、子どもたちが楽しそうに学ぶ姿を見守っていた。

キッズドア理事長 渡辺由美子氏
 渡辺氏は「教育格差をなくすためには、もっと多くの場所で開校したいけれど設備を整えるのはとても大変です。多くの小学校にはパソコンのある教室があると思いますので、放課後は使われていない設備を利用してSTEM教育の場を増やし、より子どもたちが利用しやすくなるよう、多くの地域に根付いていくと良いと思っています」と今後の展望についても話してくれた。

アマゾンジャパン合同会社 パブリック・リレーションズ本部 本部長 金子みどり氏
 アマゾンジャパン合同会社 パブリック・リレーションズ本部 本部長の金子みどり氏は「勉強は楽しいと思うことが一番身に付くといいます。ぜひここで楽しく学んで、将来Amazonで働きたいと思ってくれたら嬉しいです。ずっと応援していきます」と子どもたちへメッセージを伝えた。

 パソコンが欲しくても「欲しい」と親に言い出せない子どももいるだろう。我が子がプログラミングに向いているかもしれないと感じていても、教室に通わせるには経済的に厳しいと悩む親もいるだろう。「教育格差」の広がりは子ども自身、その親だけの力で縮めることは困難だ。「Amazon IT自習室」のドアは「子どもにより良い学習機会を与えたい」と願う親と、「やりたい」という意思をもつ子どものためにいつでも開いている。

◆Amazon IT自習室
実施日:毎週日曜日・月曜日の16時〜20時
場所:東京都新宿区四谷2-8 高橋ビル5F キッズドア四谷オフィスIT自習室
対象:キッズドア学習会に通う小学5年生〜高校3年生
用意している機器:
・ノートパソコン15台
・Amazon Fire タブレット10台
・COZMO(小型AIロボット)5台
・キュベット1台
・アドビイラストレーター1台
・アドビフォトショップ1台
・動画編集ソフト1台
・Scratch(ゲーム作成アプリ)

リセマム

「Amazon」をもっと詳しく

「Amazon」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ