食べ終わったら再利用も可! 常滑で生まれた「かめパン」がユニークかつカワイイ

2022年4月5日(火)6時0分 Jタウンネット

[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2022年3月15日放送の「いいね!わがまちQ」のコーナーで、愛知県常滑市で生まれたパンが紹介されました。

1000年以上続く伝統的な焼き物・常滑焼で有名な愛知県常滑市。そんな場所で生まれたのは、常滑焼の「甕(カメ)」を使った「かめパン」です。

甕の中に生地を入れて焼いた塩パンで、甕で焼くことで熱がゆっくり伝わり、ふわふわでしっとりした食感に焼きあがるそうです。

価格は甕付きで1個700円。甕をお店に盛っていくと、100円で買い取って、リユースするそうです。

このユニークな「かめパン」を販売しているのは、市内で50年以上続く窯元・山源陶苑の直営店「TOKONAME STORE」。

作り手が販売までを行う業界としては異例のお店で、オリジナルブランドの販売や常滑焼の器でコーヒーが楽しめるカフェ、陶芸体験などを行っています。

減り続ける常滑焼の窯元

常滑焼は日本を代表する陶磁器のひとつですが、300軒を超える窯元がいた平成元年をピークに、それ以降は減り続け、今では3分の1以下になってしまったそうです。

山源陶苑は常滑焼の可能性を広げ、盛り上げていくためにチャレンジを続けていますが、昔から変わらずに作り続けている特別な常滑焼もあります。

それが、甕。酒や味噌など発酵文化が発達していた知多半島では多くの窯元が甕を作っていたそうですが、今では山源陶苑だけになってしまったそうです。

そんな伝統的な甕を使った焼き立ての「かめパン」。ぜひ味わってみたいです。

「TOKONAME STORE」は常滑市の良い観光スポットになりそうですね。

(ライター:iwatami)

この投稿をInstagramで見る

常滑 窯元がつくる かめパン(@tokoname_kamepan)がシェアした投稿

Jタウンネット

「ユニー」をもっと詳しく

「ユニー」のニュース

「ユニー」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ