育休取得したパパの高い満足度。93%が「改正育児休業法」に賛成、育休取得に悩むパパに「取得を勧めたい」

2022年4月4日(月)12時45分 マイナビ子育て

産後ケアホテル「マームガーデンHAYAMA」を運営する、株式会社マムズが、育休取得経験のある男性会社員109名に対し、「男性の育休取得」に関する実態調査を実施しました。

パパの育休の満足度は8割

育休を取得した際の状況を尋ねたところ、27.5%が「非常に取得しづらかった」、40.4%が「やや取得しづらかった」と答えました。合わせると約7割が育休を取得しづらかったことがわかりました。取得した育休の期間について聞くと、「1週間」(35.8%)が最も多く、「1ヶ月」(20.2%)が続きました。

育休を取得した理由について尋ねると、最も多い回答は「育児に関わりたいと思っていたため、自ら育児をするため」(53.2%)で、「産後のパートナーを精神的・身体的にサポートするため」(50.5%)、「子育ての喜び・大変さを知りたかったから」(45.9%)と続きました。

取得した育休の満足度について聞いたところ、31.2%が「大変満足」、55.0%が「やや満足」と回答しました。合わせると、約8割強が育休取得に満足していることがわかりました。

育休の取得に「大変満足」「やや満足」と回答した人に、その理由を聞くと、57.4%が「産後、身体的にダメージを負っているパートナーをサポートしてあげられたから」と答えました。「夫婦で一緒に育児をスタートできたから」(48.9%)、「子どもへの愛情が深まったから」(38.3%)という回答も多くなっています。

2022年4月より段階的に施行されていく「改正育児休業法」では、産後パパ育休の創設や、育児休業の分割取得が可能になっていくなど、男性の育休取得推進が定められています。「改正育児休業法」についての考えを尋ねたところ、47.7%が「非常に良いと思う」、45.0%が「やや良いと思う」と答えました。

産後、母体の心身のケアをしながら、24時間新生児のお世話の指導などもサポートしてくれる「産後ケア施設」について知っているか尋ねると、11.9%が「全く知らない」、52.3%が「あまり知らない」と答えました。

2022年4月より段階的に施行されていく「改正育児休業法」により、男性の育休取得がしやすくなることで、育休中に夫婦で「産後ケア施設」で過ごすことについてどう思うか聞くと、89.9%が「非常に良いと思う」「やや良いと思う」と答えました。

育休中に夫婦で「産後ケア施設」で過ごすことをよいと思うと答えた人に、その理由について聞くと、「夫婦でゆっくり”親”になる準備ができそうだから」(64.3%)という回答が最も多くなりました。「パートナーと一緒に育児について学べるから」(51.0%)、「24時間新生児の面倒をみてくれるので、パートナーもご自身もゆっくり休めるから」(44.9%)が続いています。

これから育休を取得するか悩んでいる男性に、育休取得を勧めたいか聞いたところ、91.8%が「是非お勧めしたい」「ややお勧めしたい」と答えています。自由回答では「大変さを実感できる」「子育ては両親で行うべきなのでとてもよい経験ができると思う」「産後数週間、兄弟姉妹の面倒をみるのにも都合がよいと思う」「家庭のために良いことだと思う」などが集まりました。

調査概要

調査期間:3月22日〜同年3月24日調査方法:インターネット調査有効回答:育休取得経験のある男性会社員109名

マムズhttps://www.mom-garden.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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