桜を見ながら位置ゲーイベントを楽しむ。「Pikmin Bloom Tour 2024:福岡」に行ってきた

2024年4月7日(日)15時50分 マイナビニュース

2024年3月30日、31日に位置情報ゲーム『Pikmin Bloom(ピクミンブルーム)』のリアルイベント「Pikmin Bloom Tour 2024:福岡」が開催されました。昨年は札幌、横須賀、京都と3回開催されましたが、今年は福岡からスタートします。イベントに参加したライター岡安が、編集安川に報告します。
○花見で賑わう舞鶴公園からスタート
岡安:「Pikmin Bloom Tour 2024:福岡」に行ってきました。
安川:今回は福岡ですね。順調に南下していますね。福岡のどこが開催地だったんですか?
岡安:今回は福岡市内ですね。地下鉄駅で言うと天神駅から唐人町駅の近辺で、福岡の中心地です。
安川:なるほど。結構、距離がありそうですね。どんなルートで行ったんですか?
岡安:一応、プレゼント配布場所である舞鶴公園の鴻臚館広場に行って、マップやらサンバイザーやらをもらってから回ろうかと。ただ、京都のように環状でチェックポイントがあれば、どこから始めてもいいんですが、鴻臚館広場からだと戻る必要が出てきます。
安川:なるほど、天神駅側から始めると一本道で行けそうですね。
岡安:そうなんです。なので、とりあえず、舞鶴公園を突っ切り、大濠公園から西公園に向かって、唐人町駅か大濠公園駅から地下鉄で天神駅まで移動することにしました。
安川:マップを見る限りだとそれがよさげですね。イベント的には昨年行われていたツアーと同じですか。
岡安:そうですね。先のマップに指定された場所に行くと、『Pikmin Bloom』内にスペシャルスポットが表示されます。これをスワイプすると、大量のさくらのエキスと金の苗が1つもらえます。スペシャルスポットは全部で12ヶ所です。
安川:ミッションみたいなのはあるんですか?
岡安:イベントに参加すると『Pikmin Bloom』内に新たなお題が追加されます。追加されるのは「7ヶ所のスペシャルスポットを引っぱる」「7000歩あるこう!」「さくらを3000本植えよう」の3つ。いずれもイベントに参加していれば自然とクリアできるお題ですね。
安川:会場周辺はどんな感じでしたか。九州って行ったことないんですよね。
岡安:ちょうど桜の時期だったので、舞鶴公園では「福岡城さくらまつり」が開催されていました。残念ながら今年は開花が遅めだったので、福岡といえど、満開とはいかず、5〜7分咲きでしたね。ただ、公園の広場ではフードの屋台がたくさん出ていたり、桜の下ではレジャーシートを敷いてお花見をしている人がたくさんいたりして、賑やかでした。
安川:それはいい時期に開催しましたね。気候も良さそうだし、お祭り感もあって最高じゃないですか。
岡安:ちょっと曇っていたんですけど、寒からず、暑からずで快適でしたよ。とりあえず、スペシャルスポットを中心に福岡の町を散策してきました。最初の場所は、さっき言った通り、舞鶴公園の鴻臚館跡展示館ですね。この場所は実は『Pikmin Bloom』をリリースしているNianticの位置情報ゲームの元祖である『Ingress』のイベントで一度訪れた場所でした。
安川:Nianticのゲームをプレイしている人にとっては懐かしい場所でもあるわけですね。
岡安:そこから公園内にある福岡城天守台に行きました。桜がたくさんあり、石垣の上なので、眺めも良い場所でした。
安川:ずいぶん、ゴテゴテした城ですね。
岡安:ライトアップが設置されており、夜はキレイそうでしたよ。夜にもう一度来ようかと思ったんですけど、そこまで体力は残されていませんでした。次は舞鶴公園と大濠公園の間にある福岡市美術館ですね。
○商店街もピクミンだらけ!
岡安:さらにそこから池沿いを歩いて観月橋に移動しました。そこからは市街地なんですが、先に西公園に行って、唐人町商店街から唐人町駅に行くか迷って、商店街を先に回ることにしました。
安川:イベントでは商店街が必ずありますね。
岡安:そうなんですよ。しかも、どの商店街もツアーに協力的で、ずっと『Pikmin Bloom』のBGMが流れていて、店のそこかしこにサンバイザーが飾られていました。フォトスポットもあって、例のごとくステッカーも配っていました。
安川:地元密着的でいいですね。少しでも商店街にお金が落ちれば、イベントの価値も上がるのではないでしょうか。
岡安:それはありますよね。で、そのまま光雲神社鳥居をくぐって、荒津山の西公園に入ります。そうそう、スペシャルスポットからゲットできる金の苗は、スポットに即したものが出るんですけど、西公園は山のデコの金の苗がもらえるんです。周りに山と川しかないような場所に渓流釣りに行っても、山のデコの影すら見たことがなかったので、今回初ゲットでした。
安川:位置情報ゲームなのに、苗の種類と場所がリンクしてなかったり、天候が合ってなかったり、いろいろ言われているみたいですね。
岡安:そこらへんは修正してほしいところです。で、そこから大濠公園駅に向かい、地下鉄で天神駅に行きました。天神駅からは福岡市赤煉瓦文化館と匠ギャラリーを回って、天神駅前の商店街にある新天街商店街サンドームに移動します。ここにはフォトスポットがあり、ステッカーの配布もしていました。そこから徒歩で赤坂駅に向かいます。
安川:ひと駅歩きますが、もうゴールは見えてきましたね。
岡安:はい、で、天神駅と赤坂駅のちょうど中間にある福岡大名ガーデンシティ・パークでファッションの金の苗を獲得しました。このガーデンシティ・パークは憩いの場になっていただけでなく、ちょうどイベントもやっていました。それも『ピクミン4』のイベントです。
安川:『Pikmin Bloom』ではなくて?
岡安:そうなんです。フォトスポットとダンドリ検定をやっていました。フォトスポットは並べば撮影できましたが、ダンドリ検定は事前の申し込みが必要とのことでした。タイミング合わせたわけではないでしょうけど、おかげでより一層、福岡の街がピクミン一色になっていました。
安川:そんなこともあるんですね。
岡安:そして、赤坂駅で最後のスペシャルスポットをゲットして終了です。終わってみたら2万歩超えで、これまでのツアーでも一番歩いたような気がします。京都と横須賀の歩数を覚えているわけではないんですけど。
安川:まあ、2万歩はなかなかですよね。
岡安:今回ゲットしたピクミンとデコはこちらです。新しくゲットできたのは、黄色ピクミンのテーマパークデコ、青ピクミンの四つ葉のクローバーデコ、岩ピクミンのおみくじ(吉)デコ、黄色ピクミンの山のバッジデコの4種類でした。
岡安:今回は季節柄も良く、街を散策するには最適でしたね。イベント以外で観光とかはあまりできませんでしたが、某ゲームのコミュニティの福岡在住の方ともつ鍋も食べに行けたので、満足しています。
安川:それはなにより。今年もあと2回あるんですかね。それであれば、また暑い時期はさけて欲しいところですね。
著者 : 岡安学 おかやすまなぶ eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。様々なゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。@digiyas この著者の記事一覧はこちら

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