「緊急宣言地から来県された方...」 世紀末感ある?「コロナ疎開」対策の道路表示が話題

2020年4月14日(火)17時23分 Jタウンネット


「緊急宣言地から来県された方 不要不急な外出 避けて下さい」

そんな文言が書かれた道路情報の表示板がツイッターで注目を集めている。

こちらは、ツイッターユーザーのカ ン ワさん(@TrafficTriangle)が2020年4月9日にツイートした写真。この日、国道17号の浦佐バイパス(新潟県魚沼市)でこの表示を目撃したそうだ。

新型コロナウイルスの感染が拡大しつづける都心部から移動する「コロナ疎開」が、地方へウイルスを運んでしまうことが懸念されているため、写真を見た人からは

「要約:来るな」
「これに尽きる...」
「キレてんだろうな静かに」

といった声が上がっている。

新潟県のコロナ対策だった

浦佐バイパスがある新潟県では、東京都から帰省していた人の新型コロナウイルス感染が判明した例が複数ある。

県は、県外から帰省した人に対して、自宅やホテルでの2週間の健康観察・家族と食器やタオルの共用を控えること・ドアノブなど手で触れる箇所をこまめに消毒することを、また、来訪した人に対しては、夜間の外出、特に接待を伴う店への訪問を控えることをしている。

浦佐バイパスで見られた表示板も、新潟県による新型コロナウイルス対策のひとつ。

県の発表によれば、このような表示が8日ごろから、国土交通省管理の直轄国道に80箇所、県管理道路に35箇所、新潟市が管理する政令市管理道路に4箇所でされ始めた。

14日、Jタウンネット編集部の取材に応じた新潟県の道路管理課の担当者によると、

「(表示は)新潟県の方から各道路管理者のほうに、掲示してくださいとお願いしてやってもらっていることですね」

とのこと。

7日に7都府県を対象に緊急事態宣言が発令されたことを受けて、帰省・来県する人に向けての注意喚起を始めたそうだ。一般道路の案内板だけでなく、道の駅、高速道路、鉄道駅や空港、ラジオなどでもポスターやアナウンス、リーフレットの配布やラジオの配信を通じて注意を行なっているという。


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