七五三で準備してよかったもの1位は?いつから準備した?かかった費用は?【七五三 最新実態調査】

2021年4月17日(土)14時30分 マイナビ子育て

出張撮影サービス「OurPhoto」は、昨年2022年に七五三イベントを実施したママ・パパ166名を対象に、「七五三 最新実態調査 2023」を実施しました。

7割以上が「七五三衣装の着用」「スタジオ撮影」「参拝」を実施

七五三イベントで実施したイベントについて聞いたところ、「七五三衣装の着用(81.9%)」が最も多く、次いで「スタジオ撮影(前撮り・後撮りを含む)(72.9%)」「神社・お寺での参拝(70.5%)」となり、上位3つを7割以上の人が実施している結果となりました。

七五三イベントの参加者は「父母(98.2%)」に加え、兄弟が・姉妹がいる場合は「兄弟・姉妹(41.6%)」、次いで「母方の祖父母(34.9%)」「父方の祖父母(28.9%)」となり、「父方の祖父母」より「母方の祖父母」の参加が多いという結果となりました。

イベントの準備は1〜2ヶ月前からが最多で、早めに始める傾向に

七五三イベントの実施時期は、七五三当日の11月15日を起点に、「1週間前〜1ヶ月前(24.7%)」が最も多く、次いで「11月16日以降(19.3%)」「前日〜1週間前(16.9%)」となりました。「11月15日当日」の実施率が9.0%という結果から、約9割の人が日程をずらして実施していることがわかりました。

七五三イベントの準備を始めた時期について聞いたところ、最も多かったのが「1ヶ月前〜2ヶ月前(28.9%)」、次いで「1週間前〜1ヶ月前(19.3%)」「3ヶ月前〜半年前(18.1%)」「2ヶ月前〜3ヶ月前(15.1%)」という結果となり、約8割の人が早めに準備を始めていることがわかりました。

準備して良かったもの1位は「子どもの移動用の履き慣れた靴」

当日や準備などを含めて、七五三イベントで大変だったことについて聞いたところ、「子どもの機嫌を損ねずにイベントをこなすこと」と「子どもが慣れない着物や袴、草履などで過ごすこと」が42.8%で同率1位に。

次いで3位が「イベント実施日の調整(30.1%)」、4位が「七五三当日のスケジューリング(27.7%)」とスケジュール調整が大変だったということがわかりました。

その他の内容を聴取したところ、「子どもの体調管理が大変だった」という声もありました。七五三イベントを成功させるためには、子どもたちの機嫌を取りながら、慣れていない伝統的な衣装で快適に過ごす方法が重要であることがわかります。

七五三イベント時に準備して良かったものでは、1位「子どもの移動用の履き慣れた靴」、2位「子どもの好きなお菓子やジュース」、3位「子どもの着替え用の服」という結果となりました。

七五三イベントの前・当日に「やってよかったこと」や「やればよかったこと」など、失敗・後悔しないためのアドバイスを自由回答で質問したところ、大変だったことを乗り切る方法や準備して良かったものについて、経験談をもとにした具体的な回答が得られました。

■子どもが慣れない着物や袴、草履などで過ごすこと・事前に衣装の写真をみせてかっこよく写真をとろうねと声をかけていたので当日は嫌がることなく衣装を着ることができた。・参道は砂利道が多いので普段履いている靴で移動した。・幼い子どもにとって服を汚さずに飲食することは不可能に近いので、ストロー式マグと手が汚れない棒状のお菓子があると注意散漫になったときに助かった。

■子どもの機嫌を損ねずにイベントをこなすこと・普段着慣れない衣装だと機嫌も悪くなると思ったので、好きな飲み物やお菓子を用意して、少しでも気が紛れるようにした。・木々に囲まれた神社でしたので、ご祈祷する際も緊張すると思い、何度か参拝に行き、環境にも慣れるようにしておきました。・今まで親にべったりだったのが、写真撮影では一人になるため、親から5m離れても大丈夫なように準備していると良い。・いつもと違う雰囲気に圧倒されないよう、あらかじめ、「着物を着て、神社でご祈祷をすること。太鼓の大きな音が鳴ること」を伝えておいた。

■その他、先輩ママ・パパからのアドバイス・撮影の際、七五三の衣装とは別に、家族でお揃いのドレス・スーツを着た。家族写真を撮る少ない機会なので、特別な写真を残しておくことをおすすめする。・着付けや撮影を神社の境内内でしてくれるところに頼み、着物の着用時間をできるだけ短くすることによって、ぐずる前に終えたのは良かった。・着なれない衣装を何回も着用させるのは厳しいと思ったので、お参りと撮影をいっぺんに行った。長時間も厳しいと思い、全て2時間くらいで終わるようスケジュールを事前に組んでおいてよかった。・ヘアメイク後の着替えがしやすいよう、前開きの洋服を準備した。

衣装は伝統的な「着物・袴」が人気、6割以上が「レンタル」で手配

子どもの服装については「着物、袴(77.1%)」が最も多く、次いで「ワンピース、スーツ」と「ドレス、タキシード」が12.7%で同率2位となりました。七五三のイベントに参加する子どもの服装として、伝統的な着物や袴が依然として圧倒的に人気であることが明らかとなりました。

子どもの衣装の手配は、1位「レンタルした(65.1%)」、2位「家族・親戚・知人などのおさがりを着用した(18.7%)」、3位「購入した(16.9%)」という結果に。6割を超える人がレンタルで手配していたことがわかりました。

七五三当日のメイクや着付けの手配についての質問に対して、最も多かったのが「写真スタジオでやってもらった(42.8%)」、次いで「自宅で両親や親族が仕上げた(38.6%)」「美容室でやってもらった(10.8%)」という結果となりました。

両親の服装は、「父母ともに洋装」が半数以上に

七五三当日の両親の服装について尋ねたところ、「父母ともに洋装(ワンピース、スーツなど)」が53.0%と過半数以上を占め、次いで「少しフォーマルな普段着(16.3%)」「父は洋装、母は和装(12.0%)」という結果となりました。

七五三の当日には、両親が洋装を選ぶ傾向がある一方で、「父が洋装で母が和装」を選ぶケースも見受けられました。

イベント費用は、4割以上が「40,000〜69,999円」で実施

七五三イベント実施にかかった費用の総額について聞いたところ、「40,000円〜69,999円(44.0%)」が最多に。次いで「10,000円〜39,999円(32.5%)」「70,000円〜99,999円(14.5%)」という結果となりました。

かかった費用に対して想定通りだったかについては、「想定通りだった(54.2%)」が最も多く、次いで「想定よりもかかった(24.7%)」「想定よりもかからなかった(15.1%)」という結果に。半数以上の人が予算内で実施していました。

一方で、「想定よりもかかった」「想定より大幅にかかった」と答えた人(計26.5%)が、「想定よりもかからなかった」「想定よりも大幅にかからなった」と答えた人(計19.3%)を上回りました。

祖父母から費用に対する援助があったかという質問に対し、半数以上が「援助はなかった(58.4%)」と回答し、多くの人はお祝い金以外で祖父母から費用の援助を受けていないことがわかりました。

次いで「かかった費用の約1〜3割を援助してもらった(16.9%)」「援助の申し出を断った(7.8%)」という結果となりました。

兄弟・姉妹がいる人に対し、本来七五三の年ではないものの、費用や手間を考えて一緒に実施したか聞きました。

その結果、「年の近い兄弟・姉妹がいるが、それぞれ該当する年に実施する/した」が41.7%と、年齢が近い兄弟姉妹がいる場合でも、それぞれが該当の年齢に合わせて七五三を祝うこと傾向があることがわかりました。

以下、「年が近いので一緒に実施した」が28.1%、「年が近くないが、記念に同じような衣装を着用した」が26.0%という結果となっています。

【調査概要】

・調査名:七五三イベントに関する実態調査・調査対象:昨年2022年に七五三イベントを実施したママ・パパ・調査方法:クラウドソーシング「シュフティ」を活用した、インターネット調査・調査期間:2023年8月25日〜9月2日・サンプル数:166名

OurPhotohttps://our.photo/うるるhttps://www.uluru.biz/

(マイナビ子育て編集部)

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