怪奇！夜のスーパーで流れる「不穏すぎるBGM」　撮影された映像がホラー映画でしかないんだが...

今から紹介する映像は、夜のスーパーマーケットで撮影されたものだ。

買い物をして、それで終わり。あとは店を出て帰るだけのはずなのだが——この日、撮影者の身に不思議な出来事が起こった。

さっきスーパーに行ったら、聞いたことない不穏なBGMが流れてて誰もいなくて裏世界に迷い込んだかと思った pic.twitter.com/NAEvhCBiaY

— 勇者ロボ建造Vtuber　華姉（かあね）りあん / ロボット建造師 石田賢司 (@BRLab) March 28, 2023

2023年3月28日21時40分、東京都江戸川区にあるオリンピック西一之江店。カップ麺、袋麵、生肉、加工肉......それらが整然と並ぶ棚の間を、撮影者がゆっくり歩いていく。人影はない。

そして何より気になるのが、そこに収められている「音」である。

ミステリアスで、不安を誘う音楽が鳴り響いている。撮影者が後から付け足したものではない。店で実際に流れていた、BGMだ。

撮影者であるツイッターユーザー・勇者ロボ建造Vtuber　華姉（かあね）りあん / ロボット建造師 石田賢司（＠BRLab）さんは、次のようにツイートしている。

「さっきスーパーに行ったら、聞いたことない不穏なBGMが流れてて誰もいなくて裏世界に迷い込んだかと思った」

不穏なBGMの真相とは...

夜のスーパーでのあまりにも奇妙な体験はツイッター上で話題になり、投稿には9万3000件ものいいねが寄せられた。

「地味に怖いwww　絶対『取り残され』系のホラーwww」
「良くて殺人鬼、多くは化け物に襲われる予兆」
「こんなんされたらスーパーのど真ん中で漏らしちまう 怖」

など、恐怖を感じたユーザーも少なくない。

どうしてこんなに不気味なBGMを流していたのか。Ｊタウンネット記者はOlympicグループを取材した。

4月12日に同社から届いた回答によると、動画内で流れていたのは「せまり来る...」というタイトルの楽曲。業務用向け音楽を手がけるナッシュスタジオ（大阪市）が制作・運営するクリエイティブミュージックライブラリー「Nash Music Library」の「ミステリー」というアルバムに収録されているものだ。

ウェブサイト上では楽曲のキーワードとして、「前触れ」「危険な予感」「事件の回想」「不思議」「不可解」「謎」「闇」「青白い」「混乱」「サイコホラー」「サスペンス」「正体不明」「迫る危機」「ドキドキ」「ミステリー」などの言葉が並んでいる。

そんなホラーでミステリアスな曲が店内で流れていた理由について、Olympicグループは

「USEN社の有線放送チャンネルを使用しているため、チャンネル内の曲が偶然流れたようです」

と説明した。