保育園の連絡帳がキモだった! 子どもへの関心が薄れ気味だった夫が育児の最前線に復帰するまで

2021年4月22日(木)7時50分 マイナビ子育て

娘・ふーみんが保育園に通うようになり、生活リズムのズレから、父娘が一緒に過ごす時間が減ってしまった青鹿家。その結果、夫はどうも育児への関心が薄れたような……。そこで、青鹿さんが使ったのは「保育園の連絡帳」でした!

「連絡帳式興味関心ループ」とは⁉︎

連絡帳ネタを探すことをきっかけに父子の時間が増加

保育園生活が始まると、生活リズムのずれもあり、夫は娘・ふーみんと過ごす時間が激減。なんとなく娘への興味関心が薄れてしまったように感じました。そこで、どうしたものかと悩んだ私は、夫に一つの提案をしたのです。

それは「保育園の連絡帳を書く係をやってほしい」ということ。

うちの園で毎朝提出する連絡帳は、主に食事内容や子どもの体調などを記入するためのものですが、「お家での様子」という欄があります。その欄と夕食の内容については、夫に書いてもらうことにしたのです。

連絡帳を書く時間はいつでもよく、夫に任せます。ただし万が一、朝の登園時間までに書いていなければ、起こしてでも書いてもらうことにしました。

最初は「そのくらいお安いご用だ」と言っていた夫。朝の準備や支度をまるっと私に投げていることに罪悪感を持っていたらしく、最初は「これで朝の家事育児がチャラになる! ラッキー!」と思っていたのでしょう(実際そうだと後で言っていました)。

1週目は楽勝だと言っていた夫ですが、2週目あたりで「お家での様子として書くことがない」と困るようになりました。そこで「夕飯をどんなふうに食べていたか、は?」「迎えの時に先生に話を聞いてみたりしたら?」「ふーみんとのお風呂タイムの出来事は?」などと問いかけてみました。

そうして連絡帳に書くネタを探すようになると、関心も会話も目線も違ってきます。今まで、ふーみんの安全を確保しつつもスマホをだらだら見ていた時間に、夫は一緒に遊ぶようになりました。

漠然と「(子どもを)ちゃんと見ててよ!」だと「見てるよ!」と返されてケンカになりがちですが、他者に子どもの様子を伝えなければならないというミッションがあると「どうやって見ようかな?」「どんなところを伝えようかな?」と意識が変わります。

連絡帳を書くという明確な目的→書くためによく見るので興味関心が増える→連絡帳を埋めることで毎日達成感を得る→娘がなつくし関心が深まる→楽しいから連絡帳を書く……といったループが自然に回るようになったのです。まさに良循環!

夫は連絡帳係になる前、あまり連絡帳を読んでいませんでしたが、自分が書くことで興味を持てるようになったようです。毎日、先生からのお返事が返ってくることもあり、日中の保育の様子も自然と読むようになりました。こうして娘の日中の様子を知ると、日頃の育児にも活かすことができます。

さらに「今日は何があった? 先生にどう言われた?」などの会話から、ふーみんの言動に関する悩みや喜び、発見を夫婦で話し合ったりして、私たちの会話も倍増!

そして毎朝、連絡帳を書くのが大変だった私の負担が減り、「ククク……娘も私も夫もハッピーで計画通り!」と、ほくそ笑みました(笑)。

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#我が家の分担変え #ふうふう子育て

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 次回更新は、10/15(日)の予定です。どうぞお楽しみに!

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(編集協力:大西まお)

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