ガンマ波発生で“脳を鍛える”イヤホン「kikippa」 シオノギヘルスケア

2025年4月23日(水)14時20分 マイナビニュース


シオノギヘスルケアは4月23日、“ながら聴きで賢く脳を鍛える”とうたうオープンイヤー型イヤホン「kikippa(ききっぱ)イヤホン」を発表した。スマホで再生する音楽や音声に40Hzの振幅変調をかけ、記憶力や集中力を高めるといわれるガンマ波と同じ周期の音を発生させて脳を刺激するという。ガンマ波発生をオフにすれば、通常のイヤホンとしても使える。医療機器ではないので「認知症の予防に役立つ」などの効能はうたわないが、通勤や家事の時間を生かして脳を鍛えられるイヤホンとして売り込む。
価格は29,700円で、発売は5月8日。シオノギヘルスケアの直販サイトやAmazonなどのECサイト、家電量販店などで販売する。
kikippa イヤホンは、シオノギヘルスケアとピクシーダストテクノロジーズが協業して開発した製品で、耳をふさがないオープンイヤー型を採用する。テレビなどに接続して使う据え置きスピーカータイプの「kikippa スピーカー」(実売価格は99,000円)に続く製品。
人間の脳波はアルファ波とガンマ波があるが、記憶や集中力に関係するとされるガンマ波(40Hz前後)は加齢などの要因により弱まることが報告されている。このガンマ波と同じ1秒に40回変動を繰り返す40Hz周期で音楽やPodcastなどの音声を変調して出力し、脳を刺激する仕組み。変調したサウンドは、独特の細かく震えたような感じに変わるが、ある程度慣れると違和感が軽減するという。変調のアルゴリズムは順次アップデートしていくが、アップデートには月額1,000円のサブスクの契約が必要。
スマホアプリを利用すれば変調の度合いを調整できるが、変調の度合いを最大に強くするモードはサブスクを契約しないと有効にならない。スマホアプリでは認知機能チェックの機能もあるが、サブスク未契約の場合は表示できる情報が簡素になる。

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