札幌の奥座敷「定山渓」の温泉旅館がリニューアル、サウナとサ飯で最高に整った

2024年4月25日(木)6時5分 マイナビニュース

札幌の奥座敷として知られている定山渓。開湯当時から湧き出る湯元である老舗旅館「ホテル鹿の湯」は、宿のリニューアルに取り組んでおり、今回レストランがリニューアルしたとうかがい宿泊体験させていただきました。
○非日常のリラックスタイムに誘う
老舗の風格が漂うロビー横にあるラウンジでは、オーディオコンサートを行っており心地よい音楽を響かせています。
チェックインし外の景色を眺めれば、普段の生活を忘れて非日常を楽しむ心のスイッチが入りそうです。無料のコーヒーのほか絵本やゲームもあるので、まずはここでゆったりするのもいいでしょう。
○名湯と極上サウナが整えてくれる
「鹿の湯」は、傷ついた野生の鹿がつかったといわれていることから命名されたそうです。ミネラル豊富な源泉は毎日清掃を行い、継ぎ足しされる温泉が心と体を癒やしてくれます。
大浴場は、夜になるとライトアップされた渓流による幻想的な風景が広がり、内湯はあつめ・ぬるめの2種類と、間近に流れる豊平川のせせらぎをBGMに名湯を楽しめます。
2022年にはサウナ鹿の蒸がオープン。スタジアム型・サークル型と男女で異なる造りになっていますが、どちらも壁天井は国産ひのきを使用し、ikiストーブのオートロウリュが蒸気で包みます。
豊平川源流の沢水を引き込んだ水風呂は、打たせ水もあり、頭から天然水を浴びるとリセットできます。露天風呂の隣には、湯けむりの中の外気浴を楽しめるスペースも。
○サウナ飯が充実したレストランへとリニューアル
温泉とサウナで整えた後は、しっかり栄養補給! ということで、今春リニューアルしたレストラン鹿の間へ。
吹き抜けの空間には、格子の壁や和紙の行燈がアクセントになっており開放的。少人数向けのテーブル席やベンチソファ、10名までのビッグテーブルもあります。
レストランの中央には、お祭りの櫓(やぐら)をイメージした3基のビュッフェボードがあり、北海道の味覚を贅沢に味わえる料理がズラリと並びます。
メニューは季節によって変わりますが、注目したいのは「サ飯」です。スタミナ満点の料理が、思う存分いただけるのはバイキング形式ならでは!
○ラウンジ・鹿のSALONもオープン!
腹ごなしに再度サウナに行ってもいいのですが、せっかくなので館内を巡ってみました。
2022年にオープンした鹿のSALONでは、オリジナルのサウナグッズの販売やスイーツを提供しています。
ロビーで下駄を無料レンタルしているので、浴衣に半てんをまとって周辺散策するのもおすすめ。
○客室の和ツインもリニューアル!
今春リニューアルした客室を使わせてもらいました。30平米もある広々空間で、琉球畳とローベッドで快適。広縁に配した大きなデイベッドは使い勝手も最高でした。
老舗の温泉旅館だとコンセントの場所が離れていることも多いのですが、ここでは部屋の各所にあり、ベッドサイドにもあるので便利でした。
○軽食からガッツリ飯までそろう朝食
朝食バイキングも北海道の味覚満載。しかも札幌だけではなく、道内各地の名産を味わえるから幸せになります。
朝食は軽めにしたい方はパンやお粥、サラダ。朝からガッツリ食べたい人には、カレーやラーメンなどもそろっています。
○オリジナルの土産スイーツも充実
名残惜しいのですが、そろそろチェックアウトの時間。最後に売店に行ってみました。
温泉宿の定番といえる温泉まんじゅうをはじめ、定山渓の名物スイーツもあります。
じゃがバターや練乳入り小豆餡などの種類がある「しかドラ」はおすすめ。練乳入りのじゃがバター餡の「ぽてラ」も食べ応えがありました。
本格サウナとスタミナ満点のサウナ飯もあり、サウナーにはうれしい温泉宿になっていました。もちろん、卓球と温泉、そしてバイキング好きの人にもおすすめ。ゆったりと名湯を楽しめます。
ホテル鹿の湯
住所:北海道札幌市南区定山渓温泉西3丁目32
しだまゆみ しだまゆみ 学生時代に編集プロダクションでアルバイトをして、そのまま就職。かすかに版下と写植の存在を知っている。2000年よりフリーライター/エディター。地元企業の広報や採用にも携わる。最近はソーシャルビジネスに関心あり。 この著者の記事一覧はこちら

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