都教委、SNS東京ルールを改訂…利用時間等の自律的管理などを目指す

4月26日(金)16時15分 リセマム

「SNS東京ルール」の改訂について

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東京都教育委員会は2019年4月25日、インターネットやSNS利用に関する課題に対応するため、「SNS東京ルール」を改訂した。都教委Webサイトに公開された資料から、2015年策定後のおもな成果や改訂版のルールおよび方向性を確認できる。

 SNS東京ルールは2015年、児童・生徒がいじめなどのトラブルや犯罪に巻き込まれないようにするとともに、学習への悪影響を防ぐため、SNSを利用する際のルールとして東京都教育委員会が策定。「1日の利用時間と終了時間を決めて使おう。」など、5つのルールが定められた。

 策定後は、家族ルールを決めている家庭の割合が増加し、インターネット利用時にトラブルや嫌な思いをする児童・生徒が減少するといった成果がみられた。一方、策定後の課題では、1日のインターネット利用時間で2時間程度以上が増加しており、長時間化傾向にあること。情報を発信するアプリが普及したことや、自画撮り被害にあった児童・生徒数が増加したことをあげている。

 改訂版「SNS東京ルール」では5つのルールが定められ、「利用時間等の自律的な管理」「情報を発信するアプリの適切な使用」「自画撮り画像などによる被害の防止」を方向性としている。たとえば、「スマホやゲームの1日の合計利用時間、使わない時間帯・場所を決めよう。」では、ネット依存につながる長時間の利用を防ぐ。

 「写真・動画を許可なく撮影・掲載したり、拡散させたりしない。」では、ネットに公開した情報は削除できないという危険性を理解する。そのほか、「必ずフィルタリングを付け、パスワードを設定しよう。」「送信前には、誰が見るか、見た人がどのような気持ちになるか考えて読み返そう。」「個人情報を教えたり、知らない人と会ったり、自画撮り画像を送ったりしない。」がある。

 今後は、教育委員会がTwitterなどによる改訂後のルール周知(5月)、改訂後のルールに基づいた「SNS東京ノート」の改訂(2019年度中)、「親子情報モラル教室」(小学校等150校)などによる家庭への啓発(7月から2月まで)などに取り組む。

 学校では、改訂後のルールに基づく「学校ルール」の改訂や「家庭ルール」の改訂に向けた啓発(いずれも2019年度中)を行う予定。

◆改訂版「SNS東京ルール」(2019年4月25日改訂)
(1)スマホやゲームの1日の合計利用時間、使わない時間帯・場所を決めよう。
(2)必ずフィルタリングを付け、パスワードを設定しよう。
(3)送信前には、誰が見るか、見た人がどのような気持ちになるか考えて読み返そう。
(4)個人情報を教えたり、知らない人と会ったり、自画撮り画像を送ったりしない。
(5)写真・動画を許可なく撮影・掲載したり、拡散させたりしない。

リセマム

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