【GW紫外線対策】4月の紫外線量は9月と同じ!〈夏老け〉を引き起こす、肌のたるみ・シワの原因は〈一重項酸素〉。真皮層のダメージ予防に必要なのは…
2025年4月27日(日)12時30分 婦人公論.jp
(写真:stock.adobe.com)
4月の紫外線量は9月と同じ!
気象庁が発表している「紫外線の月別累年平均値グラフ」によると、4月の紫外線量は、残暑で日差しの強い9月と同程度の強さ。5月になるとさらに強くなるため、外出の多くなるこの時期、まだ初夏だから…と油断することなく、今の時期からの紫外線対策が大切です。
紫外線は、日焼けの原因となるだけでなく、表皮の下にある肌のハリや弾力をつくりだす「真皮層」にも大きなダメージを及ぼします。
●紫外線のダメージ(出典:アスタキサンチンPR事務局)
コラーゲン繊維が網の目のようにはりめぐらされた「真皮層」に紫外線が侵入し、活性酸素が発生すると、肌はハリや弾力を失い、たるみやシワなどができやすくなってしまいます。このため、紫外線による肌のたるみ、シワなどの「夏老け」が起こってしまうのです。
そのため「夏老け」しないためのハリケアには、原因となる活性酸素を取り除く「抗酸化」が重要なポイントとなります。
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ビタミンCの約6000倍の抗酸化力
肌のコラーゲンを守るためには、活性酸素の種類の一つ、紫外線によって発生する「一重項酸素」へのケアが必要になります。
この「一重項酸素」に対する抗酸化力を持つ成分が「アスタキサンチン」。アスタキサンチンの一重項酸素消去能は、ビタミンCの約6000倍もあります。
アスタキサンチンは、紫外線で発生した一重項酸素を素早く除去。除去後も抗酸化力を維持するので、長期間その効果が期待できます。また、細胞の機能低下を抑制する効果も。
●主な活性酸素の種類(出典:アスタキサンチンPR事務局)
ビタミンCなどのビタミン類が、主に体内の代謝活動によって発生する「ヒドロキシラジカル」に効果があるのに対し、アスタキサンチンは「ヒドロキシラジカル」に加え、紫外線などによって発生する「一重項酸素」への効果があるのです。
アスタキサンチンはサケやエビ、カニなどに多く含まれている赤色の天然色素(カロテノイド)の一種。食事だけでなく、化粧品やサプリメントなど、様々な方法で体に取り入れることができます。
※情報提供:アスタキサンチンPR事務局
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