【大学受験2025】大阪成蹊大「女子枠」新設、データサイエンス学部

2024年4月30日(火)15時15分 リセマム

大阪成蹊大学

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大阪成蹊大学は2024年4月26日、2025年度入試からデータサイエンス学部の総合型選抜入試、公募推薦入試において一定数の女子特別枠の新設を発表した。また女子特別枠合格者には、給付型奨学金として4年間で授業料を約206万円減免する。

 大阪成蹊大学では2023年4月にデータサイエンス学部(定員80名)を開設。多彩なプロジェクト型学修を通じて、データ分析から有益な知見を見つけ、人や社会に新しい価値を生み出すための知識・スキルを備えたデータサイエンス人材を育成している。

 データサイエンス学部では、女性人材の育成が求められる理系分野への女性の進学を支援するため、特別枠を設け女子志願者の入学促進を図る。入学後は、将来活躍したい分野へのキャリア支援など、より包括的に支援を充実させ、入学者をサポートする。さらに、データサイエンスへの門戸を広げるべく、女子特別枠奨学金を用意し、意欲のある学生の修学を支援する。

 「女子特別枠」の対象となる学部は「データサイエンス学部」で、選抜方法は「総合型選抜入試」「公募推薦入試」。募集人数は一定数とする。出願は、性別によらず出願できる一般枠と、女性のみが出願可能な女子枠という2つの枠を設ける。一般枠と女子枠は分けて合否を判定する。女性志願者は一般枠か女子枠のどちらに出願するかを選択できる。

 「女子特別枠奨学金」の対象者は、データサイエンス学部女子特別枠の合格者とする。選抜方法は「総合型選抜入試」「公募推薦入試」。卒業までの4年間毎年、授業料から51万4,160円を減免する。4年間で合計205万6,640円を減免、減免後の初年次納付金は120万円となる。

 2025年より、データサイエンス学部にはめざすフィールドに応じて2年次から選択できるビジネスデータサイエンスコース/先端情報戦略コース/スポーツ・健康データサイエンスコースの3コースを開設し、将来活躍したい分野におけるデータサイエンスの学びを深める。

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