ひどい!緊急入院なのに「入院日の朝は出社できるか?」と上司に言われた男性

2024年5月13日(月)22時0分 キャリコネニュース

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会社で働く人に付与される有給休暇は、最低5日は取得することが義務付けられている。「義務」にもかかわらず、有休が取りづらい職場は少なくないようだ。タクシー会社に勤務する60代男性(栃木県/年収350万円)は「もちろん有給はありますが」と前置きし、こう語っている。


「休むと欠勤並みに給料が下がります。有給の意味がわかりません」


休むと給料が下がるのだから、それはもはや有給休暇ではないのではないだろうか。(文:林加奈)


「有給は勝手に決めるものではない。会社が決める制度だ」と言われた女性



有給取得を阻んでいるかのような会社は他にもある。50代女性(栃木県/サービス・販売・外食/年収250万円)の職場では


「有給消化は会社で日にちを決められてしまいます。有給を利用しようとすると勝手に決めるものではないと言われます。会社が決める制度だと言われています。従業員は不満しかありません」


念のため断っておくが、有給休暇を取得する日は基本的に従業員が決めるものであり、会社が一方的に決める制度ではない。確かにこれでは思うように有給休暇が取りづらい。


また、医師から「緊急入院です」と告げられた60代男性(北海道/メディア・アパレル・デザイン/年収150万円)は、入院期間は有休を取得しようとした。ところが


「日取りを決めたら、事業所長は『入院日の朝は出社できるか?』。瞬時に憤慨し、入院日をわざわざ二日後に変更」


緊急入院なら、即日入院が必要な状態ではないだろうか。怒りつつも入院日を変更した男性は「もちろん入院日に出社などはせず、黙って入院」と、当然の結末をつづっていた。入院当日にすら出社を求める会社には呆れるばかりだ。

※キャリコネニュースでは「有給休暇を取りにくい職場」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/QOBEU7SY

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