健康への関心、高いのは主婦…低いのは「学生」

2024年5月14日(火)10時45分 リセマム

健康関心度とスポーツライフに関する調査

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笹川スポーツ財団は2024年5月7日、「健康関心度とスポーツライフに関する調査」の結果を公開した。健康に関心がある人は「専業主婦(夫)」がもっとも高く、「学生」「正社員」は低いことがわかった。 

 「健康関心度とスポーツライフに関する調査」は2023年8月3日〜7日にかけて、全国18歳以上の男女(性・年代均等割付)2,520名を対象とし、インターネットで実施した。従来の調査では、主観的健康感をはじめとして健康状態を把握する項目や尺度が広く使用されてきたが、無関心層の特徴を明確にすることを主眼とした同調査では、「意識」「意欲」「価値観」の3つの観点から健康に対する関心をより詳細に把握できる健康関心度尺度を用いて実態の把握と分析を行った。

 健康への関心が低い「低関心」群の割合は5.4%で少数派、一定程度の関心がある「中関心」群の割合がもっとも高く77.0%、健康に高い関心がある「高関心」群は17.6%となった。政策やメディアによる健康リスクへの意識喚起や健康関連商品の増加、また新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあいまって、近年では意識レベルでの健康への関心度は高まっていると推察できる。

 職業別では健康関心度がもっとも高かったのは「専業主婦(夫)」で、もっとも低かったのは「学生」となった。学生を除く勤労者の中では「正社員」がもっとも低かった。

 運動・スポーツを行っている人たちと行っていない人たちを比べたところ、健康への「意識」「意欲」は運動をしている人たちの方が高いことがわかった。一方で、健康への「価値観」には違いがみられなかった。

 調査の詳細はWebサイトで閲覧できる。

リセマム

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