地域おこし協力隊に興味があるけど、会社員の経済的安定を捨てることができずに悩んでいる…相談者にアドバイス続々

2024年5月22日(水)20時0分 TOKYO FM+

フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜〜金曜 9:00〜11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
5月17日(金)の放送は、「地域おこし協力隊」に関する相談を紹介しました。

※写真はイメージです


<リスナーの相談>
キャリアについて悩み中です。私は地域おこし協力隊にチャレンジしたいと思いながら、会社員の経済的安定を捨てることができずに悩んでおります。今後、会社で昇進を目指していく姿は描けないものの、できるかはわからないのですが、地域でやってみたいことはたくさんあります。でも、それで食べていける自信がありません。何かアドバイスいただけると嬉しいです。(埼玉県 20代後半 女性 会社員)

この相談にパーソナリティの住吉は、自身の周りから話を聞いたり、地域おこし協力隊に関する記事を読んだりしたことがあると言い、地域おこし協力隊に参加したことで人生が変わった人がいると伝えます。「もともと携わっていた仕事の感覚を持って新しい地方に行くと、そこの地域に住んでいる方が思いつかないことが生まれることもあるそうですよ」とも。
さらに、経済的安定を重視することも大切ですが、やりがいも大事だと住吉は話します。「朝起きて『今日も頑張ろう!』と思えることも大事なことです。(地域おこし協力隊が)自分に合っているかをまず考えてみるのもいいかなと思います」とアドバイスを送りました。

パーソナリティの住吉美紀


——今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆“思い立ったが吉日”を意識
地域おこし協力隊経験者です! 私は新卒で1年間経験して退任しましたが、地域おこし協力隊を経験したからこそ出会えた人たちがいますし、そのあとのお仕事につながったこともあります。「やりたいな」と思う時間を長く過ごす可能性もあるなか、実際にやってみて「思ったのと違った」という結果を得られたのも、人生にとって大きかったと個人的に思っています。一度きりの人生! チャレンジしてみてはどうでしょうか。(神奈川県 30代前半 女性 会社員)
◆経験者たちから意見を聞いてみる
私の周りも地域おこし協力隊に参加して、島に来ている人がたくさんいます。(地域おこし協力隊の雇用形態としては大きく2つに分かれており、「一般職」と「雇用関係なし」があります。)一般職は地方公務員法が適用される公務員として雇用され、地域活動をおこなう形態ですので、任期中(おおむね1年〜3年)は問題ないと思います。
食べていけるかという心配よりは、ご自身が本当に地域に馴染んで地域のなかで生活したいかどうかを考えたほうがいいかなと思います。実際、根付いてずっと地域で暮らしている方もいれば、そうでない人もたくさんいるのが現実です。
地域おこし協力隊経験者は日本中にたくさんいるので、ぜひSNSなど通してコンタクトを取り、直接相談されることをおすすめします。(広島県 30代後半 男性 農家)
◆仕事との両立を考えてみる
現在のお仕事がいろいろな理由で辞められないのであれば、正社員から契約社員などになってみるのはいかがでしょう? 週3〜4日勤務や時短勤務とかにすれば、空いた時間に地域おこしの仕事も携われるのではないでしょうか。副業ができれば、どっちもやってしまうのも手です。まだお若い方なので、やりたいことをやれるほうがいいと思います。年を重ねるとますます動けなくなりますからね。頑張ってください!(東京都 40代前半 女性 会社員)
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5月17日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年5月25日(土) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/

TOKYO FM+

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