【無印良品】「ポリエチレン吊るせる小分けボトル」のコスパは? 家事のプロが正直レビュー
2024年5月25日(土)17時30分 All About
旅行用など小分けできる容器が得意な無印良品からは、「ポリエチレン吊るせる小分けボトル」が2種類ラインアップ。今回は「ポリエチレン吊るせる小分けボトル」を使ってみた感想を正直にレビューします。
容量は少なめだけど持ち運びしやすいサイズ感
「ポリエチレン吊るせる小分けボトル」は、ワンタッチキャップとスプレータイプの2種類。いずれもアルコールに対応しており、容量はどちらも15ミリリットルと少なめです。無印良品の「日焼け止めミスト」50ミリリットルと比較すると、次の写真くらいの差があります。![](https://news.biglobe.ne.jp/trend/0525/0807746893/aab_0807746893_1_thum800.jpg)
取り外しやすいけれど、取り付けづらいカラビナ
「ポリエチレン吊るせる小分けボトル」の最大の特徴ともいえるのが、吊るせるという点。本体にカラビナが付いています。![](https://news.biglobe.ne.jp/trend/0525/0807746893/aab_0807746893_2_thum800.jpg)
ここまでは2種類の共通点を紹介しました。続いて、それぞれの特徴について見ていきたいと思います。
広範囲噴射に便利なスプレータイプ
![](https://news.biglobe.ne.jp/trend/0525/0807746893/aab_0807746893_3_thum800.jpg)
通常50ミリリットル以上のボトルで販売されていることの多い日焼け止めやメイク直しミストなどを使いきりサイズで持ち歩けるのは便利ですね。
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片手で開けられるワンタッチキャップ
![](https://news.biglobe.ne.jp/trend/0525/0807746893/aab_0807746893_5_thum800.jpg)
一方がスプレータイプで液体を入れる用なので、こちらのワンタッチキャップはジェルを入れる用かなと思い、消毒用のジェルを入れようとしました。しかし、注ぎ口が小さいため、手持ちの消毒ジェルではいずれも直接入れることはできませんでした。
小さなじょうごを使って入れようと試みましたが、小さなじょうごの先端さえ入らず断念。竹串を伝わせてようやく消毒ジェルを入れることができました。
![](https://news.biglobe.ne.jp/trend/0525/0807746893/aab_0807746893_6_thum800.jpg)
次は試しに中のジェルを出してみます。キャップはワンタッチで開閉するため、片手で開けることができ便利ですね。しかし、ボトル本体が固く、押し出すことができません。100円ショップの消毒ジェル用ボトルの柔らかさをイメージしていたので、あまりの固さに驚きました。
![](https://news.biglobe.ne.jp/trend/0525/0807746893/aab_0807746893_7_thum800.jpg)
![](https://news.biglobe.ne.jp/trend/0525/0807746893/aab_0807746893_8_thum800.jpg)
それどころか、使用上の注意事項に「●以下のものには使用できません。有機溶剤、除光液、塩素を含む液体、香水、香料を含む液体、粒子を含む液体、粘度の高い液体。」という記載が見つかりました。先入観でジェルを入れてみましたが、どうやら「粘度の高くない」液体向けだったようです。
それであれば、注ぎ口が小さくても、ボトル自体が固くても問題なく使えそうです。むしろ頑丈さがあるので、持ち運びにはより適切だと思います。使用前に1度注意事項を確認することはとても大事ですね。
使い切り分を手軽に持ち歩けてコスパ抜群!
スプレータイプもワンタッチキャップも、各税込290円、190円という低価格でカラビナまでついているので、15ミリリットルという使い切り分を入れて持ち運ぶのに、使い勝手が良いアイテムです。コストパフォーマンスも十分ですね。持ち歩きボトルの大きさに不便を感じている方は、無印良品の「ポリエチレン吊るせる小分けボトル」をチェックしてみてくださいね。
(文:矢野 きくの)