本当にインスタント麺!? 韓国の新感覚カップパスタ「テングル」が本格的すぎる

2024年5月25日(土)8時30分 食楽web


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●日本でも大人気の韓国インスタント麺界隈に、かなり本格的なインスタントパスタ「テングル」が新登場。驚くほど本格的かつ独創的な味わいとは?

 韓国のインスタント麺といえば、「辛ラーメン」、「ノグリ」、「プルダック炒め麺」、「チャパゲティ」など種類豊富で、今や日本でも大人気なのは周知の通りです。

 そんな韓国のインスタント麺に、新たにK-popならぬ“K-パスタ”が登場して話題になりつつあります。その名は「tangle(テングル)」。袋麺(270円)とカップ麺(350円)があるのですが、これを出しているのは、大人気のプルダック炒め麺シリーズを出している三養食品です。


2024年2月から全国のスーパーで販売している「テングル」。袋麺(270円)とカップ麺(350円)があり、プルコギクリームとキムチロゼ、2つの味がある

「プルダック炒め麺」を食べたことがある人ならご存知だと思いますが、あのシリーズの辛さは尋常ではありません。

 なかでも最強の「極辛プルダック炒め麺」を食べたとき、筆者は味わうどころか、舌はヒリヒリ、汗が吹き出し、涙まで流して、結局、食べるのを断念した記憶があります。ゆえに、この新商品「tangle(テングル)」が三養商品だと知ったときに、その苦い記憶がフラッシュバック、思わず身構えてしまったのですが……。

 しかし、今回の商品は韓国風パスタというだけで、特に辛くはなさそうです。生麺食感のもっちりとしたフェットチーネがベース。これに、韓国料理のプルコギをモチーフにした「プルコギクリーム」味と、キムチとクリームをまぜた「キムチロゼ」味の2種類があり、どちらもまろやか系のクリームを使用しています。

 まずは前者の「プルコギクリーム」味を食べてみることにしました。

実際に食べてみてわかったその美味しさ


「プルコギクリームパスタ」。ちなみに「テングル」の意味は、韓国語で“もちもち”という意味だそう。英語では「絡まる」という意味

 作り方は簡単。ふたを半分開けて、ソース・かやく・粉末を取り出します。麺の上にかやくだけを載せ、熱湯を外側の湯切り線まで注ぎ、ふたを閉じて待つこと5分30秒。


熱湯を外側の線くらいまで入れる。ちなみに、このカップ麺は電子料理で調理可能で、その調理方法も明記してある

 ふたを開け、お湯を少しだけ残して湯切りしたら、ソースと粉末を入れてよくかきまぜたら出来上がりです。


お湯を少し残して湯切りし、ソースと粉末を入れてよくかきまぜたら完成

 まず、ふたをめくった瞬間にガーリックの香りがブワッと広がります。本格的なパスタの香りです。具材は細かい大豆ミート、人参、青梗菜が入っていて、まさにプルコギをイメージした内容になっています。

 麺(フェットチーネ)を食べてみると、びっくりするほどのツルモチ感! 正直言って、インスタント麺とは思えないくらいの本格的な食感です。

 そしてまったく辛くないどころか、どっちかというと甘い。そしてクリームが入っているので、思った以上にまろやか&ねっとり。むしろ通常のイタリアンパスタより、韓国プルコギの独特な風味と甘みが、よりしっかり麺に絡んでいる印象すらあります。まさに新感覚のパスタと言えると思います。

まとめ


お皿に出せば手作りにしか見えない。まろやかな味わいで子どもでも食べやすいのも◎。[食楽web]

 ちなみに、カップから取り出してお皿に盛り付けたら、まるで手作りしたパスタ料理に見えるくらい美しいです。地味にスゴくないですか?

 というわけで、全国のスーパーで販売しているので、見かけたらぜひ食べてみてほしい逸品です。

(撮影・文◎土原亜子)

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