「成長投資枠はオルカンの買い時を待って利用予定」67歳・資産4000万円男性の新NISA活用術

2024年5月26日(日)12時20分 All About

All Aboutが募集している「新NISAのアンケート」から、まわりの方の成長投資枠やつみたて投資枠に対する考え方や実際の利用状況を見ていきます。今回は埼玉県在住67歳男性の新NISAの成長投資枠プランです。

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All Aboutが実施しているアンケートから、一般の方のリアルな新NISAの使い方を紹介していきます。シミュレーションでは分からない生の声から、ご自身の投資の参考になるものを見つけ出してください。今回は埼玉県在住67歳男性のエピソードを紹介します。

新NISAエピソード・回答者プロフィール

年齢性別:67歳男性
同居家族構成:本人、妻(64歳)
居住地:埼玉県
職業:パート・アルバイト
世帯年収:本人100万円、配偶者200万円
世帯金融資産:現預金3000万円、リスク資産1000万円
■リスク資産の内訳
(※詳細が不明なものも原文ママ記載)
・日本株:600万円
・投資信託:400万円

新NISAでの購入商品と金額

■成長投資枠
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入予定
■つみたて投資枠
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):月10万円

「成長投資枠240万円はオルカンと決めていたが……」

今回の投稿者は、新NISAの成長投資枠をまだ利用していないという67歳男性。
年間240万円の投資上限額をeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の購入に充てる予定だったが、「1月に急に上がってしまったので、買い時を逃してしまった」とのこと。
「日経平均が4万円の大台を超えたところで調整があると思うので、下がったところで、80万円ずつ3回に分けて買いたい」と計画していると言います。

「つみたて投資枠もオルカン一択」

いっぽう、つみたて投資枠では全世界株式(オール・カントリー)に「月10万円」の積み立てを開始済み。
「(年間投資枠の)120万円はすべて貯金に近いものと考えているので、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)一択。信奉している故・山崎元氏(経済評論家)の本のアドバイスのように、ほったらかしにして必要な時に解約するつもり」とのこと。
旧NISAでも同様に全世界株式(オール・カントリー)に投資していたそうで、運用成績は「元本約160万円→運用益込約226万円(運用益66万円)」と良好。
また一般NISAで「三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など、高配当の日本株をいくつか」買っていて、三菱UFJフィナンシャル・グループについては「元本約60万円→運用益込90万円」の成果があったと説明しています。

「長期、分散、低コストで誰でも資産が作れる」

特定口座などNISA口座以外での投資戦略としては、「今年はデイトレも含めて株式投資にどんどんチャレンジしたい」と投稿者。
「基本としては『高配当株の長期投資』を考えたい。山崎元氏の教え『長期、分散、低コスト』を基本としながら、高配当株をこつこつ買いため、将来的には年間配当360万円を目指したい」と展望を語ります。
長期投資の大切さについては、「投資を始めた20年以上前に買った『さわかみファンド』や『MHAM株式オープン』が約40万円だったものが、どちらも100万円ほど利益が出ている」ことからも実感しているそう。
そのため、「基本を間違えなければ誰でも資産が作れると思う。普通預金など低金利のものは最低限残して、できるだけ投資信託などに替えていきたい」とのこと。
また「日本円の比率が高いので、ドル資産を増やしたい。株はキャピタルゲインよりインカムゲインを重視して選んでいきたい」と自身の投資スタンスについても言及されていました。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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