【漫画】山の上で「どちらから?」とたずねられて答えるべきは「住所」?それとも…頭を悩ませがちな質問だけど雑談の良いキッカケになるのは確か

2024年5月25日(土)12時30分 婦人公論.jp


(以下全てイラスト:たまご)

『レジャー白書2022』によれば、登山の参加人口は440万人(21年度)。一時のブームから落ち着きを見せたとは言え、今もたいへん多くの方が楽しんでいます。一方、登山を通じて遭遇した出来事や気づいたこと、”あるある”などをブログで発信し、人気を博しているのが主婦のたまごさん。今回のテーマは「どちらから?」です。

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どちらから?


登山をしていると、たまたま出会った知らない方から「どちらから?」とたずねられることが、しばしば。

登山を始めたばかりの頃を振り返ると、私はそのときどきに住んでいた都道府県名を答えていたように思います。

すると何名かの方から

「そうではなく…。私が聞きたかったのは、どの登山口を使ってここに来たか、ということです」


【1】どちらから?

と言われたことがありました。

あらためて考えれば


あらためて考えてみれば、山の上でたまたま雑談した知らない相手に対して、住んでいる場所をいきなりたずねる、なんて…。

そりゃ、知りたいのは登山口に決まっていますよね。


【2】知りたいのは登山口だったか…

登山慣れした今は、稜線沿いや山頂、山小屋で聞かれたなら登山口を。

登山口近くで聞かれたら、都道府県を主に答えるようにしています。

雑談がはじまるキッカケに


もちろん、そのパターンがすべて、というわけではなく、相手やその場の雰囲気によりけり、というところではありますが。


【3】山小屋でも聞かれて…

ちなみに、登山口をキッカケとした会話が進んだ結果、「そちらよりアチラのルートの方が下山しやすいはず。案内するよ」と言われたことが。

また、住所をキッカケとしたやりとりでは、「うちもその近くだよ。一緒に帰ろう」などと言われたりして、話が想像をしていない方向へと膨らんだことも。

実は重要なのかも


ちなみにこうした質問をたずねられた時、ちゃんと「ドコから出発してドコを経由し、ドコに下山するか」まで把握していないと、瞬時に答えられません。

なので、的確に答えられる状態にしておくことは、実は「登山計画の把握」という意味で、とても重要なのでは…などと感じたりもしています。

以上、一瞬、頭を悩ませがちな「どちらから?」という質問ですが、知らない登山者同士が雑談をはじめる良いキッカケになるのは確かなようです。

ちなみに私自身は、そう聞くのも、聞かれるのも楽しいし、好きです。

婦人公論.jp

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