就活で「無双できる」印象の上げ方 第16回 就活で「これだけは押さえておきたい」面接マナーの常識3選!

2024年6月24日(月)7時14分 マイナビニュース

前回までの記事で、「好感音」「腹式発声」というやや高度なテクニックまでお伝えさせていただきましたね。
ただし、これらは基本のマナーや所作がしっかりと出来上がっている上で、さらに上を目指す方にお届けしたいノウハウとなりますので、基礎ができていなければその効果はあまり望めないことを認識しておいてください。
例えば、いくら腹式の発声ができていても、挨拶や立ち居振る舞いが中途半端なままでは、ほとんど意味を持たないのは想像できるかと思います。ぜひ、今一度基礎の基礎をきちんと確認していただき、どのようなシーンでも完璧にこなせるよう十二分に身につけておくようにいたしましょう。
○バチッとアイコンタクト
アイコンタクトは礼儀です。どなたとお会いしたときであっても、会話をするときであっても、視線を合わせないのは無礼と取られます。「緊張していたから」「恥ずかしいから」は言い訳にならず。
特に、初対面の方に対して目を逸らし続けてしまった場合、相手に与えるあなたの印象は著しく下がることでしょう。ましてや、それが就職の面接だったら……? コミュ力のない人物と判断され、内定は遠のいてしまうことに間違いありません。
もちろん、面接という緊張した場面では、うまくできるか不安という方もいらっしゃるでしょう。「会場に入ったら必ず面接官とアイコンタクトを取る!」と自身に言い聞かせることも必要ですが、それよりも数段効果があるのが、今すぐ実践をすることです。
ご友人でも、ショップの店員さんでも、アルバイト先の先輩でも、ご近所の方でも、ご家族…… どなたでもトレーニングの相手となってくれます。さあ、あなたが今日この後お会いする人はどなたですか?!
○ピンと背筋
アイコンタクトと同時にマスターしていただきたいのが姿勢です。何故かと言えば、会場に入った瞬間に面接官がまず見るのが、あなたの目と全体的なシルエット、だから。それがあなたの第一印象となるのです。
最も早い段階で「この方が欲しい」と思ってもらうためには、このわずかな一瞬で差をつけることが重要です!
背筋は天井に近づくイメージで伸ばし、鎖骨を開き、顎を引き、いかにも自信に満ちた佇まいで面接官たちの前に登場してください。
○ビシっとお辞儀
会場に入る瞬間や名乗る際、日本の企業、そして日本人の面接官に対しては当然お辞儀とともに挨拶をいたします。
基本的に、ビジネスシーンでのお辞儀は「会釈、敬礼、最敬礼」の3つに分けられますが、面接の場面では「敬礼」と呼ばれる30度ほどの角度のお辞儀が適しています。上記の姿勢をベースに、腰から倒していくカッコイイお辞儀をぜひ身につけましょう。
尚、スマートなお辞儀はスマートな立ち姿があってこそ! 姿勢→お辞儀 の順に練習なさってくださいね。
諏内えみ マナースクール ライビウム代表マナー、ふるまい、会話を学ぶ「Salon the SUNAI」が人気。映画やドラマでの俳優の所作指導、「世界一受けたい授業」「ホンマでっか!? TV」等出演多数。TikTok、YouTube、Instagramでも活躍。著書に大ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)、「先生! ダメダメな私を2時間で仕事デキる風にしてください!」 (KADOKAWA)、「一流の言いかえ」(光文社)等。 この著者の記事一覧はこちら

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