歩くだけでプルプルする「めんだこプリン」がかわいすぎると話題 食べきった人しかわからない「秘密」も

2023年6月26日(月)8時0分 Jタウンネット

2023年6月19日、とあるツイッターユーザーが投稿した次のような映像が大きな注目を集めている。

約17秒の動画の中では、ピンク色の物体がただただプルプルひらひらしている。「めっちゃかわいい」、まさにその通り。

「トロピカルあわせみそしる」(@toropesirodasi)さんが投稿したツイートには、なんと29万6000件の「いいね」が付けられ、今も拡散している(6月23日現在)。

ツイッターにはこんな声も寄せられている。

「歩くだけでぷるぷるするメンダコかわいいですね」
「プルプル感が凄い」
「トンビに襲われなくて安堵しました」
「コレ見ただけで沼津深海水族館に行きたくなっちゃった」

投稿者「トロピカルあわせみそしる」さんも、続けてこうつぶやいていた。

「改めてこのメンダコプリンが食べれるのは沼津みなと新鮮館内のしーらかんすCafeさんだ!! 沼津深海水族館に行ったら是非行ってみてください!! メンダコプリン以外にもシーラカンスアイスとか可愛いのいっぱいあるから!!」

いったいどういうことなのか? Jタウンネット記者は、「トロピカルあわせみそしる」さんと「しーらかんすCafe」に詳しい話を聞いた。

余りの可愛さに......!

沼津港深海水族館(静岡県沼津市)は、世界初の深海生物をテーマにした水族館だ。そこに展示されている生き物のひとつが、メンダコ。足の半分以上を大きな膜で覆われた、まるでパラシュートのような形のタコだ。同館に隣接する商業施設「みなと新鮮館」の中に、「しーらかんすCafe」という店がある。その店が開発販売しているオリジナル商品が、冒頭で紹介した「めんだこプリンアラモード」、やたらプルプルしているめっちゃかわいいモノの正体なのだ。

投稿者「トロピカルあわせみそしる」さんによると、動画を撮影したのは、6月17日の土曜日、撮影場所は沼津港有料駐車場近く海沿いの道路だった。

「沼津深海水族館を楽しんだ後、みなと新鮮館内で買い物をした後、めんだこプリンアラモードが目に入ってしまい、余りの可愛さに買わないという選択肢はありませんでした」
「天気が良いので外で食べようと移動した際にめんだこプリンが揺れる姿を見て撮影をしました」
「めんだこプリンは紅ほっぺみるくの優しい味わいでソーダ味のクラッシュゼリー等涼しげで夏にぴったりな一品でした」(「トロピカルあわせみそしる」さん)

めっちゃかわいいだけでなく、めっちゃ美味だったということだ。

次にJタウンネット記者は、「しーらかんすCafe」に電話した。

耳ではなくて、ヒレ!?

Jタウンネット記者の取材に応じたのは、「しーらかんすcafe」店主の矢島伸浩さんだった。

「めんだこプリンアラモード」を発売したのは、2022年10月だが、開発に取り掛かったのは、その2年前、「めんだこのスイーツをつくって」という妻の一言がきっかけだったという。

「めんだこのデッサンをし、粘土でめんだこを作り、粗さの違う紙ヤスリで磨き、食品用シリコンでプリンの型を作るのですが、苦心に苦心を重ねました」「あのプルプルしているのは、耳ではなくて、実はヒレなのですが、ヒレの長さを微妙に調節して、あのプルプル感を出すために、何度も何度も繰り返しテストをしました。柔らかい食感で揺れるプリンにするため、結局2年もかかってしまったのです」(矢島伸浩さん)

透明の縦型の容器の中には、古代からの海藻・スピルリナで着色したブルーゼリー、朝霧高原卵たっぷりのパンケーキ、ミカン、白桃などがぎっしり詰まっている。一番上にのっかっているのが、静岡県産紅ほっぺ苺、丹那特濃乳使用の苺ミルクプリンのプリン(直径約7センチ、高さ約5センチ)。それが歩くたびにプルプル揺れる。

「そして......」と、矢島さんがこっそり教えてくれたのだが、もう一つ秘密が隠されているそうだ。それは、「最後まで食べきると、分かります」とのこと。

どうやら沼津まで、プルプルしに行かなければならない。

めんだこプリンアラモードは土日祝のみ、数量限定販売。価格は税込み900円。

Jタウンネット

「プリン」をもっと詳しく

「プリン」のニュース

「プリン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ