【大学受験2025】聖心女子大、総合型選抜に「探究プレゼンテーション型」導入

2023年6月27日(火)14時15分 リセマム

総合型選抜「探究プレゼンテーション型」導入

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聖心女子大学は2025年度の入学者選抜より、総合型選抜に「探究プレゼンテーション型」を導入する。広い受験機会の提供と、同大現代教養学部にふさわしい多様な入学者を受け入れることを目的としている。

 2025年度入学者選抜から導入予定の「総合型選抜(B方式 探究プレゼンテーション型)(仮称)」は、「高校で導入されている『総合的な探究の時間』で行われる『探究』」「課外や学外活動で行った探究活動」「生徒が個人で行った探究活動」などの成果を評価し、大学入学後の学修との関係をどのように捉えているのかを審査する方式。

 現行の「総合型選抜(アドミッション・オフィス方式)」は、高校などにおいての学習意欲とその成果を重視していた。対して「探究プレゼンテーション型」は「どのような方法で『探究』を行ったか」「『探究』の結果をどのように自分の言葉で発信することができるか」に、審査の重点が置かれる。

 聖心女子大学がアドミッション・ポリシーとして掲げる「自分の意見や価値観を持ち、自分の言葉で発言して周囲の理解を得る力を身に付けたい人」をおもな対象として募集。制度を通して、資質を持ち、大学の学修の内容を十分理解したうえで、入学後にその力をさらに伸ばすことが期待できる人を選抜するという。

 「総合型選抜(B方式 探究プレゼンテーション型)(仮称)」の募集人数は若干名で、専願方式となる。試験の時期は10月末、「総合型選抜(A方式 アドミッション・オフィス型)(仮称)」と連続の日程で実施予定で、2方式の併願が可能となる。

 審査は、書類審査による「第1次審査」を行う。出願時の提出書類によって総合的に審査する。第2次審査は面接審査。面接時間は20分程度で、提出されたパワーポイントによるプレゼンテーションと、質疑応答による審査となる。合格発表は11月前半となる。

 入試に関する今後の情報提供は、2023年度末までに「どのような探究活動が出願できるかについての具体例」「プレゼンテーション資料の実例」「評価・審査のポイント」などを、公式Webサイト上で順次公開予定。また、対面型オープンキャンパスで具体例を示す予定だという。

 なお、公表内容は2023年6月時点のもので、詳細については2024年度に公表する「2025(令和7)年度学生募集要項」を確認すること。

リセマム

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