胡麻つけ汁と特製ラー油が最高! 『ラーメン魁力屋』の限定「冷やし肉つけ麺」が激しくウマい

2023年6月29日(木)10時48分 食楽web


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●人気ラーメンチェーン店『魁力屋』の新作は待望のつけ麺! 早速食べに行ってきた

 お店自慢の「特製醤油ラーメン」や多彩な定食、一品料理まで、上質な中華メニューをリーズナブルな価格で提供している人気ラーメン店『ラーメン魁力屋』では、夏季限定の新作メニュー「冷やし肉つけ麺」を販売しています。


店頭でも大きいPOPでアピールされている(食楽web)

 フライドガーリックのザクザク食感が楽しめる”特製ラー油”を回しかけた胡麻つけ汁に組み合わせるのは、喉ごしの良さにこだわったつるつるの“平打ち中太麺”。さらに冷たい状態でも美味しく食べられるように試行錯誤を重ねて完成に至った“豚バラチャーシュー”をトッピングするなど、随所にこだわりの仕様を備えた一杯となっています。

 創業18年目にして初めて(!)となる「つけ麺」ということで、『魁力屋』の並々ならぬ意欲が伺える今回のメニュー。果たしてどんなお味となっているのか、お店での実食にて確認してみたいと思います!

夏にぴったり! スッキリテイストな『魁力屋』の「冷やし肉つけ麺」


今回は「冷やし肉つけ麺(大)」1067円をオーダー。(並)は935円(ともに税込)

 いつものメニューより若干時間を要し、オーダーを終えてから約8分ほどでメニューが運ばれてきました。麺の上には茹でキャベツと茹でモヤシ、刻みネギと刻み海苔がトッピングされています。つけ汁は胡麻ベースの茶色にラー油のオレンジが際立つ色味です。


胡麻の風味とコク、酸味が効いたつけ汁。辛味はほとんどありません

 それでは、さっそく一口。甘味とほどよいコク、そして酸味。これはズバリ“冷やし中華の胡麻ダレ”の味わいですね。なるほど、さっぱり寄りのテイストだったのか。ラー油の辛さは控えめ、フライドガーリックの粒も入っていますが、風味や味にニンニク感を加えるまでには至っていません。あくまでも胡麻テイストがメインです。


麺は思ったほど平打ちではなかったが、食感はつるつる

 次は麺をいただきます。箸でリフトして…あれ、中太ではあるけれど平打ち感がないな。まあいいや、つけ汁に浸してずずずのずっ。冷水でしっかり締めてあって、つるつるぷちぷちと歯切れのよい食感です。キャベツやモヤシ、刻みネギと一緒に味わうと、麺自体の味わいにそれぞれのシャキシャキ食感が加わっていい感じです。つけ汁に具材を入れて食べ進めても全然水っぽくならないのは、麺とキャベツ&モヤシの水切りがしっかりできているからこそなんでしょうね。丁寧な仕事ぶりが垣間見えます。


チャーシューは柔らかな食感。脂身が”冷たい脂”のテイスト。

 チャーシューは5cmほどの棒状にカットされていて、単独でも、また麺と一緒でも箸で取りやすくなっています。味はついておらず、つけ汁の味わいがそのままテイストになる感じ。冷たくて柔らかい食感で、多分、温かい状態だと脂身が溶け出してきそうです。脂濃さやクドさはなく、パクパク食べられます。うん、肉感があっていいですね。麺をずるずる、具材パクパクと順調に食べ進めて無事に完食。ごちそうさまでした!

まとめ

 昨今のつけ麺の主流である「ぶっとい麺に魚粉たっぷりのポタージュ系つけ汁」や「醤油系つけ汁」とは、明らかに一線を画したさっぱりテイスト。平打ち感はなくともつるつるでキレのある食感の麺、シャキシャキの野菜、柔らかなチャーシュー。そして胡麻ペーストの甘味とコク、酸味の塩梅がちょうどよいつけ汁でした。最後のひとすすりに至るまで「きゅうりと錦糸卵、トマトがない、上質な『胡麻ダレの冷やし中華』」を食べている感覚でした。

 これは食べた人の好みによって評価が分かれそうです。敢えて多くは語りませんが、冷やし中華が好きな方には間違いなく刺さる味わいだということを強調しておきたいと思います。

 今日は、さっぱりしたものを食べたいというときには、間違いなく最適の一品となりそうな「冷やし肉つけ麺」。夏シーズンにおける『ラーメン魁力屋』のメインメニューに加えてみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

冷やし肉つけ麺

期間:2023年6月20日(火)〜 ※なくなり次第販売終了
販売:一部店舗を除く『ラーメン魁力屋』全店
https://www.kairikiya.co.jp/

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