都心から羽田へ「もう1つの選択肢」 JR空港アクセス線構想に期待の声

2018年7月8日(日)11時0分 Jタウンネット

海外旅行に行こう——そう思った東京在住者であれば、電車で行くのはおおむね成田空港か羽田空港だろう。成田空港であれば、京成電鉄の「成田スカイアクセス線」やJR東日本の「成田エクスプレス」を利用する人が多くいるだろう。


一方、羽田空港であれば京浜急行電鉄や東京モノレールを使うだろうが、羽田空港へ行く選択肢が、10年ちょっとすると、もう1つ増えそうだ。


「東京モノレールの運命やいかに」


その案が明記されたのが、JR東日本が2018年7月3日に発表したグループ経営ビジョン「変革2027」だ。輸送サービスの質について触れる中で、直通運転の拡大の一環として、「羽田空港アクセス線構想の推進」を図るとしている。


羽田空港アクセス線は、東京都内から羽田空港を結ぶ新路線で2014年に構想が発表されていた。多方面から直接、羽田空港へのアクセスを可能とすることで輸送力を向上させる狙いがある。


構想では、羽田空港付近の新駅から、東京貨物ターミナル駅まで線路を新設。同駅から先は、新橋経由の「東山手ルート」(宇都宮・高崎・常磐線方面)、大崎経由の「西山手ルート」(新宿・池袋方面)、東京テレポート駅(りんかい線)を経た「臨海部ルート」(房総方面)の3本が構想されている。


この3つのエリアから羽田空港へ来る場合、必ず1回乗り換えが必要となり、さらに新宿、東京、新木場といった都内からも、早くとも30分程度かかるのが現状だ。新線が開通すれば、乗り換えが不要となるうえ、東京駅から最速18分で羽田空港へと向かえるとしている。


今回の発表にはネット上でも注目が集まり、開業を心待ちにする人や期待を寄せる人も見られたほか、東京モノレールと京浜急行電鉄(京急)にとっては大きな危機だとみる人、競争が激化することで羽田空港に向かう電車の運賃が下がるとみる人もいた。


東山手ルートだけでももっと早くオープンしないかなぁ >JR東日本、東京駅から乗り換えなし約18分の「羽田空港アクセス線」構想 新宿駅からは約23分、新木場駅からは約20分 - トラベル Watch https://t.co/SOcjU6csdV
- がび (@tvvgb2) 2018年7月4日

なにそれ最強じゃん / "JR東日本、東京駅から乗り換えなし約18分の「羽田空港アクセス線」構想 新宿駅からは約23分、新木場駅からは約20分 - トラベル Watch" https://t.co/eqf5GC6iOq
- だるねとやなさん (@daruyanagi) 2018年7月4日

羽田空港アクセス線が出来たら、東京モノレールと京急ヤバくね?
- 桃李不言、下自成蹊 (@macdoragon) 2018年7月4日

いよいよJR東日本が直々に羽田空港アクセス線計画を進めはじめた、子会社の東京モノレールの運命やいかに
- 彼方餅 ずんだ味 (@Kanata_Zunda) 2018年7月4日

<JR東>羽田空港アクセス線 2028年にも開業(毎日新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/0ZTaxH2QuP
京急。空港線の運賃が異様に高いのもこれでなくなるのかな。
- ぐり@関賢太郎 (@gripen_ng) 2018年7月4日

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