喫茶店マニアが絶賛する昭和レトロな魅惑の「ドライカレー」とは？【喫茶 東京郊外（亀戸）】

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●｢日本一パンケーキを食べる男｣として知られるミスター黒猫が、年間1000店以上カフェや喫茶店を訪問した中から、一人でも楽しめる“癒し系カフェ”と必食グルメをご紹介！ 〜ミスター黒猫の孤独のカフェめぐり〜

　喫茶店・カフェ・スイーツのお店を、年間約1000軒めぐっているミスター黒猫です。ひとり気ままなカフェめぐりで発見した、おひとり様でも気兼ねなく楽しめるお店をピックアップ。その魅力をお伝えしていきたいと思います。

白を基調としたシックな店構えがおしゃれ

　今回、黒猫がピックアップしたお店は、亀戸駅より徒歩10分、または亀戸水神駅から徒歩1分ほどにある『喫茶 東京郊外』。店内の雰囲気やメニューなどは歴史ある“王道喫茶店”なのですが、2022年5月オープンのまだ新しいお店。“懐かしいのに新しい”ギャップのある空間がとても楽しいお店なんです。

オーナーの越智さんと遠藤さん

　もともと仲の良い友達同士のお二人で立ち上げたお店。千葉出身のお二人は、都心のガヤガヤした雰囲気より郊外の落ち着いた場所が好きとのことで、お店の場所も亀戸を選択。そして「東京の端っこ」の意味も込めて東京郊外と名付けたそうです。

人気の窓際席

　赤いビロードのソファーが居心地良い空間の店内。時間帯により雰囲気が変わる絵画のような窓が素敵です。喫茶店だった店舗をリノベーションしたのかと思いきや、実はスケルトンの店舗をイチから作り上げたそうです。赤いソファーは、オークションで見つけて購入。白い壁もお二人で塗り上げたそうです。

食事とスイーツメニューは喫茶店の王道メニューが中心ですが、メニュー数は少なめ

　お二人で営業されているので、メニュー数を絞って納得のいくものだけを提供しているとのこと。人気メニューは、「オムライス」と「ナポリタン」。喫茶店の定番フードメニューですよね。もちろんこの2つも美味しいのですが、他に黒猫のイチ押しフードメニューがあります！

思わず「ウマ！」と声が漏れる絶品「ドライカレー」

「ドライカレー」850円

　その黒猫イチ押しが、この「ドライカレー」。ひとくち味わった瞬間「ウマ！」と思わず声に出てしまう美味しさです。

　すると遠藤さんが、ニヤリと笑って「でしょう。私も『ドライカレー』大好きです！」とひとこと。「ドライカレー」を頼んだ人は、次回もまた同じ「ドライカレー」をオーダーすることが多いそうで、それも納得の味わいです。

　スパイスの効いたミンチ肉がたっぷりと入った味わい深いひと皿。トッピングは、目玉焼きかチーズのどちらかを選べます。これ、黒猫史上No.1「ドライカレー」です。もう優勝！ ボリュームがありますが、あっという間にペロリ。大盛にしなかったことを後悔する美味しさです。これは、ぜひ一度は味わってほしい逸品です。

　平日のランチタイム（11:00〜14:00）は、「ドライカレー」に珈琲と小サラダが付いて1200円になるセットもあります。

「フレンチトースト」900円

　スイーツな軽食でおすすめは「フレンチトースト」。シルバーの皿にのると、一気にレトロ感が増して黒猫テンションMAX！

（食楽web）

　バゲットのフレンチトーストは、アパレイユがしっかりと染み込み、外カリッ、中とろりで絶妙なバランス♪　さらにアイスとシナモンが良いアクセントになって、ウマウマ倍増で大満足のひと皿です。

「オレグラッセ」700円

　珈琲とミルクの2層が美しい「オレグラッセ」もぜひオススメしたい一品。「このまま静かにかき混ぜないで飲んでくださいね」の言葉に従い静かに味わうと、ほろ苦い珈琲と優しい甘さのミルクが、ひと口ごとに混ざり合い至福の美味しさです。

　ひとりゆっくりと味わいながら、素敵な時間を過ごせる『喫茶 東京郊外』。ぜひ一度足を運んでみてください。

●SHOP INFO

喫茶 東京郊外

住：東京都江東区亀戸8-19-3
営：11:00〜22:00（L.O.21:00）
休：不定休 ※週1程度、Instagramで告知

●著者プロフィール

ミスター黒猫
カフェ･純喫茶･パンケーキ･スイーツの店を年間1000店以上訪問。特にパンケーキは雑誌で｢日本一パンケーキを食べる男｣と紹介される。SNSで8万人を超えるフォロワーに毎日情報発信のほかに、テレビ・ラジオ・webメディアでも活躍中。
Instagram:https://www.instagram.com/mr_kuroneko/