「仙台長なす」って何?

2017年7月9日(日)7時26分 Jタウンネット

[OH!バンデス—ミヤギテレビ]2017年6月30日放送「宮城解体新書」のコーナーで、仙台長なすの漬物が紹介されました。


今回紹介されたのは長なす漬けを作っているメーカー、岡田食品工場の長なす漬けです。こちらで最近話題になっているのが、チルドカップに入った漬物です。パッと見ると、コーヒーでも飲んでいるように見えますが、実際はフタを開けて、爪楊枝で食べます。岡田食品工場の岡田英司さんによると、少しでも漬物に親しんでほしいと考案したそうです。


ほとんど流通していない


そもそも仙台長なすとは何でしょうか? 宮城県で生産しているということですが、スーパーなどでは見かけることはほとんどない食材です。岡田さんによると、長なすは収穫してから2〜3日ですぐに傷んでしまい、流通には向かないそうです。また皮が薄く料理にも適していない為、漬物にしているということでした。ですが長なすの歴史は古く、400年程前伊達政宗が朝鮮出兵の帰還の時に博多から原種を持ち帰り、栽培したのが始まりということでした。その後、仙台せり、仙台曲がりネギなどとともに、宮城伝統野菜になったということです。


長なすは一本10センチ程度と小さいですが、漬物にしたことにより、適度な甘さと栄養があるそうです。ぜひ長なすの漬物を見かけたら食べてみてくだいね。(ライター:sakuranezumi)

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